スランプに対する防御策
『いつでもどこでも、今目の前のトレードを自分らしくやること』
『自分らしいトレードとは?』をより明確にし、大前提に置くこと。
勝ってる時どういう勝ち方をしているか振り返るといい。
損切り貧乏になりかねない状況の大きな要因に「トレンドの初期過ぎ問題」がある。
「トレンド初期」によく観られる攻防で、決着がつかないうちは判断が難しい。
ボクシングの打ち合いに似ている。
1.方向性の見極め精度は重要
→ 判断が難しい場合は早い段階の仕掛けはしない方が良い
2.売り買いの打ち合い(削り合い)が傍からみて決着が付きそうな段階から入る
3.「逆抜け反転か?」が『不発』で終わった時から入れるとかなり有利
→損切り位置こそが良いエントリーポイントだったりする
ロングとショートがボクシングで打ち合いをする。
ショート優勢に見えてたものの、
ロングが一発逆転しそうになった、
だけどやっぱり不発で終わった。
こうなったらショートがめっちゃ強い。
(ロングの損切りはショート)
→『誰かの損切り位置こそが良いエントリーポイント』
トレンド反転不発の順張り実演トレード
1,黄緑線の方向がまだ変わっていない時点で、
2.1時間足MAなど上位足MAを「抜け切れるか」を観る
3.抜け切れずにヒゲで戻って来たらGO
損切りは浅く、利食いは強気でイケるパターン
「適正な損切りが可能となるエントリーを目指そう」
ここ抜けられたら損切り、というそのエントリー自体の制度を上げると適正な損切りがしやすくなる。
欧州時間の序盤は大きく分けて2種類
・そのまま伸びるトレンドが始まる
もしくは
・一度一方に伸びかけるモノの伸びきれず、反転先に伸びるトレンドがスタート
最初のトレードで利食えたら、いったんやめてしまうのが日々プラス収支を継続するには合理的。
時間フェーズごとにトレードを区切って収支をマネジメントするとよい。
時間帯を区切り、時間ブロック毎でのプラス収支を目指す
その中でそれぞれ「テーマ」や「方針」を持つことで時間帯またぎのダラダラしたトレードを撲滅出来る。
1.16~19時くらい
2.20時~21時レンジ狙い
3.ニューヨーク時間でのメイントレード
1.16~19時くらい
初回もしくは損切り後の取り返しトレードで、プラ転したら終了。利食い出来た時点でもうやらない
2.次に「やるとしたら」20時~21時のレンジ狙い
一番伸びたモノのレンジにハマる時間帯を逆手に取り「下がったら買い、上がったら売る」をスキャル
3.ニューヨーク時間でのメイントレード
水平線の最適な引き方は難しいところがあるが、少なくとも自分自身が「ここだ」と思った場所に引いたなら
その水平線を
・軸に引き付けてエントリー
・逆抜けされたら損切り
ここを徹底することで大きな負けを回避する
及川式ではファンダメンタルズ相場の特徴がテクニカルが効きにくいとして、ではナニが効くか?の最たるものが水平線と考える
及川式デイトレのルーティーン
トレードを「2時間程度」の中で日々必ず終える。
1.ファーストエントリーで勝ったら終了
2.負けてもそのまま終了
または
2.負けた際、他にチャンスがあればもう一度だけOK
及川先生は欧州序盤がメイン。
この場合、冬時間における17時から19時、夏の16時~18時で終わらせる。
夜しか出来ない人であれば冬時間の23時~1時、夏の22時~0時など。
動きの出にくい時間帯はテクニカルはアテにならない。
チャートは
1.相場参加者の「思惑」が交錯してその「絵」になる
2.方向感なく動き「たまたまその絵」になっているだけ
「2」はテクニカルではないので区別
及川先生が欧州時間序盤をよくやるのは、東京時間までの動きを特別重要視しておらず、欧州時間から始まった「あらたな動き」を注視するようにしているから。
「動きが出やすい」もしくは「動き出すであろう」ところでやる。
「15時台」と「16時台」の違い
16時台の動きのほうが「その日の欧州時間の本筋の動き」になりやすい。15時台の動きはイマイチ骨太ではない、移ろいやすいものとして「懐疑的目線」で見る。
1.それでも15時台で動くこともあるので
その場合乗るには乗るが利食いはキッチリ慎重に!
2.16時台まで待ったことで乗り遅れることもあるが
その際は押し目や戻り目の初期をやればOK
3.運良く16時台初動の動きに乗れたら比較的楽に勝てる
値幅やチャート形状を「縦軸」
時間の推移を「横軸」とし、
それらの『合致』に価値がある。
基本はやはり「動きが出やすい時間帯」
「その動きが信頼しやすい時間帯」から仕掛けるのが良い
相場は「収縮⇔拡散」を繰り返す性質がある。
天才チャートで15分足MA(黄緑線)と1時間足MAとの距離(乖離)が少ない状態(10PIPS前後の距離)を「収縮時」と考える。
ここから放れるように伸びるのが「拡散」
「収縮→拡散」のタイミングを狙うのが
トレンドフォローの順張り
「拡散→収縮」の場面を狙うのが
逆張り(閑散時間など)
視覚的なポイントは
1.黄緑線と1時間足MAが大きく乖離している状態
2.現値のローソク足位置が黄緑線からも乖離している状態
「1」の距離が30PIPS以上、
「2」の距離も30PIPSかそれ以上離れている状況は「拡散→収縮」に向かいやすいイメージ
「拡散→収縮」は行ったり来たりの「レンジ状態に突入」のケースも多いので、注意。
大きく利を伸ばすトレードはしない。
伸ばせる場面と、そうでない場面の判断
1.トレンド初動はさほど伸びない
2.「若い時間帯」はさほど伸びない
ある程度の方向性がでたあと、
3.「逆行伸び」が不発だった場合はかなり伸びやすい
4.多くの人が逆張りをしそうな「ここまでじゃないか」を抜けたら一気に伸びやすい
天才チャート5分足MAの「水色・黄色・ピンク」の序列が信号機順(青→黄→赤)ではなくなった状態が先に生じ、その状態以降に黄緑線まで戻った時は「もっさり戻し」として基本やらない。
下落相場だった場合、
・下から水色・黄色・ピンクの順番のまま黄緑線に戻ればセーフ
→戻り売りを検討。
・水色線と黄色あるいはピンク線がゴールデンクロスしたあとに戻ったら「もっさり」
→やらない。
「もっさり戻し」の状況でも、もしやるとしたら。
黄緑線より上の前回安値水平線などまで引き付けるなど「その他の根拠」でやる(ショートの例)
上位足MAやトレンド転換を疑う水平線など「逆抜けされたら損切り」という位置まで来なければやらない、といった主旨
安定したトレードを意識するなら
1.なんらかの通貨が「揃う」または「揃いそう?」まで無理してやらない
2.「逆抜けされたら損切り」という位置からのみやる
(ナンピンなし&損切り時の損失を限定的にしておく)
及川先生でも「ある程度の勝算」は持ってやってはいるが「確信」はない。
何度、何十回やろうとも「絶対」とは思えないもので「イケるはず」くらいのイメージ。
1.相場に「確信」など不要
(どうせ明確には分からない)
2.一定の確率論も含めた相場の特徴や癖の「傾向」を攻略するゲーム
3.全勝は絶対に無理なので「上手な負け方」も勝ち方同様模索すべし
及川語録「直感リスクリワード」
チャートを観てて「ここは!」という場面に遭遇した際
「イケる!」と直感したときは、本当に早い段階で「イク」
ゆえに「すぐイカない時」はすなわち警戒モードへ・・・
即イキのパターンに乗れれば
瞬く間に利益(リターン)
即イキで然りがイカない・・・
なのでチャラか微損で逃げ!(リスク)
トレードは経験の蓄積。直感は俄然信じてOK
直感は過去の経験からくる。
ただし直感のとおりならなかった時の対処は考えておくこと。
伸びる時の違い
・おっぱじまり
→方向感がイマイチな値動きの中で「明確な抜け」
少々乗り遅れても大丈夫で長時間保有も可能な展開
・行ってしまった
→チャート形状的に順張りが可能な状態から「そのまま素直な伸び」
及川語録「早三光(はやざんこう)こいなし」
エントリーしてスンナリ伸びたら利確しちゃいましょうねの意味。
相場が動き出す時はまず
1.どちらかに伸びる
2.いったん戻る
その後のパターンは2つ
3.その後グンと伸びる
あるいは、
3.どの後伸び直さず逆抜けされる
4.いったん戻し
5.その後そっち側でグンと伸びる
この2つのパターンに対して
どちらでも利食えるやり方をしてるのが及川式。
相場は収縮⇔拡散を繰り返す性質がある。
収縮⇔拡散のタイミングで「収穫可能な残量」がどのくらい残っていそうか?
トレードする時、農作物の収穫する目線で見る。
天才チャートで
黄緑線と1時間足MA(青線)の距離が近い位置にいる状態は「トレンド収縮状態中」
収縮→拡散は「収穫量が多い可能性大」の場面、収穫の時期。
「拡散後」は黄緑線と1時間足MAの距離が乖離する。
「誰かが既に収穫済」で収穫量が少ない場面。
このことから導き出せるトレードプラン
1,最初の伸び「一番煎じ」からの戻し「二番煎じ」はGO!(収穫時期の戻しはチャンス)
2,収穫時期は最大3番煎じまでとし、以降はむしろ反転を狙う(次の収穫時期の始まりを待つ)
及川式は最初のトレードで損切りになることは常に事前想定しており、次のトレードで1勝1敗でトータルプラスに出来るようイメージしてる&そういうトレードプランを持っている。
1.最初のエントリーでスンナリ勝てれば、終了
2.コジれた場合、ナンピン対応で対処出来ればそれも勝ちで終了
3.損切りのときはドテンやその後仕切り直しで再トレード
チャート見る際の基本ルーティーン
1「ユーロGPB」と「ドル円」の強弱からこれら4つの通貨強弱感をまず確認
2「オージー」と株式市場の状況を併せ、全体的な強い弱いがあれば全体、なければ通貨ごとの強弱感を狙えないか検討
3 個別チャート形状でエントリータイミングを取る
エントリー後は、
「30分刻み」「1時間刻み」の切り替えは警戒する
上下の振れ幅に振り回されがちな相場では
「方向性はどちらなのか」と
「トレンドが伸びるのかレンジなのか」を
認識してトレードすること。
これらは以下で認識する
1.上位足の向き
2.大きく動く時間か否か
3.通貨シリーズのシンクロ度合い
4.オージーを含む「全通貨的なリスオンやオフ状態」の有無
動きの出やすい時間(各時間帯の株式市場がオープンしたあと)から生じた動きに対し、
・上昇なら押し目買い
・下落なら戻り売り
を仕掛けるのが合理的。
1.相場には「波」があるということを理解する
→下げ相場でも上げたり下げたりしながら下げる
2.明確に大きく動き出したモノはそう簡単に逆流しない
→下げ転換となる象徴的な動きが発生した際は、その時間帯、短くても1時間長ければ数時間以上転換しない
相場観「想定」と「現実」で環境認識
1.株式市場(または投資系マーケット全般)のリスクオンまたはオフ感
2.「1」から方向性の事前想定をふんわりしておく
3.実際のチャート形状を「現実」と照らし合わせる
「想定」と「現実」でトレード方針を組み立てる
4.「現実優先」のエントリーはなるべく早く利食う
5.「事前想定」あるいは「想定+現実の合致」の際は
時間がかかっても「相場に助けてもらえるのでは?」を想定しエントリー(ある程度耐えてもいいヤツ
全体的な『その日の方針やイメージ』をあらかじめ意識
米国&日本の株式市場が
・とにかく全部買いの日
・とにかく売りの日
・特段大きな動きのない日 など
これらの違いが為替相場にどのくらい影響があるかを気にする。
基本トレード方針は
・動きの出やすい時間帯を基本やる
・大きく動いたあとは順方向でのレンジ狙い
(要は押し目買い、戻り売り)
・しこたま動いたあとは上下どっちにも行かない、、、なら一定量伸びた時点での短期逆張り
エントリーポイントの精度を上げるプロセス
1,今からの時間帯における「方向性」を見るクセをつける
2.その方向性に向けたポジションを持つ
3.逆行されても、その後相場に助けてもらう経験を数多く積む
ドテンしないで済むトレード構築を目指し、
方向性とチャート形状が合致したところだけをやるようにする
天才チャートの1時間足MAと黄緑線の関係
2つのMAの距離が遠い場合はより1時間足MA付近まで引き付ける
距離が近い場合は「密集MAからの放れ」を狙うのももちろんアリ
トレードで「勝てる人」は
期待値が高い所だけを狙い、他は興味なし
「勝てない人」は
期待値が低い所であると知らずに狙い、
色々興味だらけ
『ハッキリ動いたあとの初戻し』に特化する方がトレードは簡単になる
・「0→1」の初動を狙うのではなく
・方向感に「決着」がついたあとの押し目や戻しを狙う
及川式20分ルール
エントリーしてから20分前後で想定した展開にならない時点で「ピンチ状態かそうではないか」の判断、心の中にアラートのようなモノが鳴る、みたいなイメージ
及川式で東京市場トレードするなら以下の2択
・円シリーズ(ドル円、ポンド円、ユーロ円)
・オージー4種(オージー円、オージードル、ユーロオージー、ポンドオージー)
「チャート形状のシンクロ性のみ」でほぼ決める
短い時間足でトレードをする際はなるべく複数の根拠が重なる場面をやる
・時間帯(今何時か?)
・時間帯の残存(状況がガラっと変わる可能性を考慮)
・通貨シリーズのシンクロ度合い
合わせて「チャート形状」を観る
東京時間から欧州時間は15時で株式市場(日経)が一段落してから「休憩時間的」な時間を経由するため各チャートが一度縮小することが多い。
欧州時間からニューヨーク時間はそのような時間を経由しないまま「なだれ込む」ので、チャート形状などもややこしい状態で難易度が高くなりがち。
●●時ジャストからの動きに乗っかりたいから中途半端な45分~59分は基本エントリーしない。時々「55分の足」から動くこともあるが、通貨シリーズのシンクロ性がある状況ならやる。「個別チャート形状のみ」では見送る。
天才チャートの黄緑線と1時間足MA(青のカクカク線)は、2つの距離が至近している時ほどトレンドが若く「伸びしろが残っている状態」
「今から始まる」「始まってから早い段階」ここをやる。
押し目、戻り目はファーストタッチをやるのがいい。
デイトレは「二番煎じ」「三番煎じ」などあとになればなるほど精度が落ちる。
お茶と一緒で「出がらしは美味しくない」
どの通貨銘柄をトレードするか迷ったら
1.個別チャート形状の良い方優先
2.特に伸びた先に上位足MAがない方を優先
「2」については伸びしろがありそうなのと
逆行されても耐えやすいから
トレードを開始する前に「今日という日の状況や環境」に対しある程度事前想定しておく。レンドが出やすい日かそうでない日か。
及川式では株式市場を観て判断材料にしている。
大きく上げた日に為替が連れ高している場合、
その翌日前半で伸び悩むと後半落ちて来たり、
前日が株も為替も小動きだった場合は
翌日、動き出したらかなり伸びることを想定する、など
ドテンする際の基準は、「こうなって然りというイメージで入ったものが全然そのように推移しない」
耐えたことでどえらい負けを食らった経験がある『記憶』の部分が大きい。
トレードは経験の蓄積。
黄緑線と1時間MAの距離でトレンド初期かを見る。
距離が近い→トレンドが発生してから時間的に「若い」
何度か上下の往復を経過、距離が遠い→「古い」
デイトレは抜けの一押しや初戻し「最初の戻し目」に旨味がある。
天才チャートで勝ちやすい場面
15分MA(黄緑線)が下向きのまま、下向きの1時間足MAへファーストタッチしたトコロ。
1時間足MAと75本線(オレンジ線)が
近い位置で似た動きと向きになっている時がシンプルに勝ちやすい
MAの向きや位置で「方向性の判断」
・通貨シリーズでの動き(揃って動く時は伸びやすい)
・時間帯(どの通貨が主役?)
・時間帯の終焉((伸びたトレンドの巻戻しはあるか)
方向性見えない時はやらない、見えたら攻める
トレードで資金を増やし続けるために必要なプロセス
1.自分の勝ちパターンを作る
(損切りルールも徹底)
2.それ以外をやらない
3.勝ちパターンを徐々に増やす
これだけ
「個別チャート形状のみ」からではなく、「通貨シリーズのシンクロ度合い」も観れると良い。
「相関やシンクロなどのその他要因」+「チャート形状も良い」を狙うとエントリー場面の精度が上がる。
エントリー前にいくつかシナリオを想定し、エントリー後も時間経過と共に想定をアップデートし続ける。さらに「どのくらいの時間でこうなって然り」をイメージ。
1,良いシナリオ(短時間ですんなり大きく勝つ展開)
2.普通のシナリオ(比較的すんなり勝つ展開)
3.悪いシナリオ(損切りが必要な展開)
4,想定外の悪いシナリオ
時間内でそうならない時はすでにピンチ。
「今ノーポジだったらどうする?」『今からやるならどっち?』を常に考えながらチャート監視
やりたいやりたいで前のめりなトレードをしてはいけない。
「ここまで戻ったらエントリーをしてやる」
「やってやっても良いでやる」
この意識を強く持ちながらチャートを観るクセをつける。
トレードで大切なのは「方向性」と『方向性の判断』
上位足MAの向きと位置などから、どこまで耐えるのか、どうなったら諦めるのかをエントリー前の時点で想定しておくこと。
及川式は変な値動きに「巻き込まれにくい」
1.新1時間、新30分突入近くはノーポジが多い
2.トレンド初期を中心にトレードするので状況が激変する突風時は「もうそこにいない」
ノーポジ最強
相場のメカニズム
ロングの場合、一度上に伸びる→注目度が上がる
・押し目買い狙うノーポジの人
・再度高値から逆張りを狙う人
・起点から下抜けしたらショート狙う人
・高値ブレイク待ちの人
が拮抗する結果
レンジとトレンドへの対応は「時間帯」で明確に切り分けている。
各時間帯の序盤~前半は「伸びるモノ」「伸びそうなモノ」を狙い、
後半は「伸びたモノの上下レンジ」を狙う。
ファンダ的に方向性やテーマはあるか?
ある→押し目、戻し目狙い
ない→当日のそこまでの流れと今から始まる変化を注視
変化ないなら「流れ」で。変化があったらその方向へ、個別チャートから入り場を狙う
及川式エントリーの狙い目
1.逆行上位足への戻り
2.「1」に加え至近する位置にポイントになる水平線が引ける場合
3.●●時55分、または●●時ジャストの足から狭いレンジを抜けたら
「1、2」の損切りはローソク足が逆抜けで終了したら。
利食いは黄緑線など「邪魔な線」に到達した位置。
「3」決済は次の30分ジャストまでの間で利食いも損切りも済ませ、
15分以上の時点で逆側にいたら損切りなど。
及川式の分割エントリー、ポジションの扱い方
30分刻みを意識。利が乗った場合に次の新30分(または25分)新1時間(または55分)への突入寸前までとにかく継続する。
及川式は「今何時か?」時間帯でトレードプランが異なる
▼時間帯初動
狭いレンジからのブレイク、又はその水平線への押し目や戻り売り
▼時間帯後半
大きく伸びたモノで新値をつけられない、と判断したモノへの逆張り
及川先生は「●時15分~25分」「●時45分~55分」は極力エントリーをしないという地味なルールを設けてる
「新30分」や「新1時間」のスタート前後からそれまでと違う動きになることがよくあり、その動きに乗りたいから
状況によってトレード戦術を変えるのが及川式。
・トレンドフォローは伸びる方に張る
・レンジを見切った(つもり)の際は伸びた方の逆に張る
トレンドが出てるなら順張り、レンジなら上限下限から逆張りが基本。
トレードは保有時間も含め「こうなって然り」が「そうならない」時はプラマイゼロくらいで逃げておく。その後の動きで『乗り直す』という意識を持つ柔軟性があるとチャンスが見出せる。
及川式エントリー場面
1 収縮→拡散を狙うブレイク系でのエントリー
2 方向性の継続と見て押し目買いや戻り売り
エントリー時点で「こうなって然り」をイメージ
こうなって然りがそうならない、と感じた時は逃げる
「1」は狙い通りだった際に短時間でケリがつくイメージで、そうならない時は「イメージ外」なので逃げる
「2」は方向性の変化が起こっていないと思えるうちは多少長い時間がかかろうとも保有続行や「耐える」ことも想定。
ただし、方向性を信頼出来ないと思える状況が生じた際は切る。
高値掴み、安値掴みになりがちな追っかけエントリーが多くなってしまう場合は以下を意識しておくといい。
「上げている途中を買わない」
「下げている途中を売らない」
戻しをつけたらやる。
「おっかないところ」とは『逆抜けされたら損切りする位置』とニアイコール
順方向のMAや水平線に勢いよく戻ってきたところは損が浅く済む。
怖いと思うところにチャンスがあるから。
及川式チャンス場面の判断ポイント
・動きの出やすい時間帯
・通貨シリーズのシンクロ度合い
・狭いレンジからの抜け狙い(時間帯と併せ)
・通貨の強弱や相関性
と、個別チャート形状
及川式デイトレは20~30分程度、長くても1時間かからないくらいの保有
その間の優位性を狙うので、上位時間のローソク足は「見ない」「関係ない」
『どの時間軸のどの部分を切り取るか』短時間における世界観のトレード
トレンド継続・反転の判断は
「今から伸びるかどうか?」
という捉え方を意識
1.狭いレンジからのブレイク
2.通貨シリーズが揃ってシンクロした動き
「伸びる条件」が脆弱な時間帯はレンジを疑い、象徴的な高安値からは逆張りスキャルなどを試みる。
スランプや勝てなくなったときに
思い出したい及川式の基本。
ドル円とユロポンで通過強弱を見る。
通貨強弱で
強い方をショートしない。
弱い方をロングしない。
これだけ。
及川式はポジション保有中に常に「もっと良いヤツないか?」見て回ってる。
「今からの30分~1時間程度」における「主役通貨」に乗りたいので、自分のポジションがイマイチで他にもっと良いものを見つけたら乗り換える。
トレードとは
「勝ったり負けたりしながら資金を増やす種目」
10→20→15→30→25→50→40→100→80→150→120→200→180→300→260みたいに。
『途中で一時的に資金が減るのは当たり前!』
及川先生がYouTube動画で意識しているポイント
1.エントリー前のイメージ
2.エントリー根拠
3.実際のエントリー場面
4.利食いや損切りの予定位置
5.実際の決済場面
これらはトレードするときに意識すべき項目
ナンピンは事前に
「やる場面」なのか
「やらない場面」なのかを区別してエントリー
ナンピンをする選択肢のない局面まで待ってやるくらいのイメージ
(そこに到達しない場合はノートレード)
ポジション保有中は状況変化の察知を更新し続ける。
「続行して大丈夫か?」
「変化に対応すべき状況になっていないか?」
これらの選択を更新し続けるイメージで監視すると良い。
状況判断の更新。
及川式短期デイトレでは、今からやるトレードに対し、
「どのくらいの時間をかけてどのくらいのPIPSを拾うか?」
ここを常にイメージしている。
「PIPS数(縦軸)」だけではなく
「時間(横軸)」を意識。
「今からやるこのトレード、勝てる場合は20分かからない」このようなイメージでエントリーしたとして、そうならない時はいったん逃げておこう、となる。
テクニカルは「効きやすい場面」と「そうでもない場面」がある
・動きの出やすい時間帯
・通貨の「シリーズ」単位で動く時は信頼しやすい
「テクニカルの効きやすい銘柄」=動きの出やすい時間帯に「主役」となる通貨
「一番象徴的に動く銘柄」が何かしらあるという考え。
それがドルストなのかクロス円なのか、ポンドなのかユーロなのか、
ここをシリーズ単位で観つつ、さらに個別チャート形状を加味してタイミングを計る。
その時間の「主役」には多くの出来高が集まる。
・株式市場の当日状況(予見可能な程度)
・「通貨」が買われやすい状況か売られやすい状況か、
「豪ドル」を指針にする見方もある。
オージー円、オージードルの方向性をリトマス試験紙にする。
及川式ニューヨーク時間トレードの基本
・ニューヨーク時間の主役は「ドル」になりやすい
・その場合ドル円vsユーロドル&ポンドドルの逆相関狙いが基本
・ユーロポンドの強弱から扱う銘柄を選び個別チャート形状からタイミングを計る
及川式デイトレは保有時間が短い。
「今からの30分」に向けてエントリーしたりする。
通貨の強弱や相関性などの状況を加味することで精度を高めて時間効率を意識したトレードをしている。
大きく伸ばそうと思えば伸ばせそうな場面(ホームランを打てそうな打球)で二塁打で勝ち逃げするのが及川式
1時間前後で30PIPSかそれを超える程度の伸びが期待出来る展開(ホームランを狙える展開)の中で20~30分以内に20PIPS前後取れたら充分OK(2塁打)のイメージ
大負けを回避できるトレードマネジメント
1.保有時間管理
→含み益、含み損トレードの保有時間をなるべく統一
2.損益の各トレードのプロフィット差の縮小
→勝ち負けそれぞれの平均金額の差をなくす意識
ドテンするなら損切り直後ではなく待ってから。
往復ビンタのリスクを軽減するために
1.一度MA近くまで戻ってから入る
2.先につけた高値を再度ブレイクするタイミングで入る
及川式相場観
「今はリスクオン?それともリスクオフ?」
東京とニューヨークをやるときにはそれぞれ日経やダウの当日推移を観る。
株と為替は連動してるのかどうかを区別した上で、その日がどういう日なのかを見極める。
「怖いところ」でトレードするメリット
1.ハマると即座に含み益、決済までがスムーズに行きやすい。
2.損切りになる際の損失が少なく済む。
3.決着が早いケースが多い。
怖いところがチャンスだったりする。
負けも想定しておくのが及川式
1.今からやるトレードは負けるかも知れない。
2.自分の中で「GO」なら入るし、入るからには躊躇なく入る。
3.「おっかない」の気持ちはアリで『慣れ』や『慢心』こそを恐れる。
及川式短期デイトレでの入り場は大きく分けるとこの2つ
1.あらたなトレンドが出そうな初動狙い
2.一度生じたトレンドの押し目や戻り目狙い
ノーポジの時またはポジション保有中にチャート形状の推移がどういう展開になるか
1.時間経過によりますます良い方になる展開
2.時間経過によりどんどんイヤな形になる展開
この区別は大事。
及川式短期デイトレの入り場「良いカタチ」
ショートの例
1.黄緑線&1時間足MAがいずれも下向き
2.さらにこれら2つのMAの距離が近い
3.これら状況の中でローソク足がMAに戻ったタイミング
及川先生はチャート監視からトータル2時間以内でトレードを終える。
(集中力が持つのがその程度だから)
ただその2時間丸々集中しているわけでもない。
30分刻みの中途半端な時間帯は目を離すこともある。
利食ったあとの「その後」を確認して自分の傾向を把握
そのまま保有継続してたら
1.さらに伸びた
2.死ぬほど伸びた
3.反転して損切り
4.反転したけど粘ったら利食い出来た
5.反転し地獄のごとく逆に伸びた
トレンドが生じた以降は
「上げたり下げたりしながら上げる」
「上げたり下げたりしながら下げる」
こういう“波”を捉える意識でチャートを観ると
捉え方や入るべき位置がだんだん理解出来るようになる
「耐える場面」と「逃げておく場面」の基準は「時間帯」
「30分刻みのあらたな動き」はそこからの30分を支配して、それまでの30分とは世界が異なる可能性があるので30分刻みでトレードを完結できるイメージをもつ。
チキン利確が多い場合
「トレード後の事実確認」をするといい。
1.その後、本来の目標位置まで伸びた
2.上下動で途中含み損になったものの結局伸びた
3.薄利逃げしておいて正解だった
及川式エントリー根拠
・個別チャート形状
・動きの出やすい時間帯
・通貨シリーズのシンクロ度合い
・ユロポン&ドル円から計る相関性
・通貨シリーズが揃ってMAや水平線をブレイク
・当てにして良さそうと思える水平線
及川式短期デイトレの基本シナリオ
1.入ってみたら想定通りに動いた→利食いトレード
2.入ってみたがイメージ通りに動かない→損切りを含む別シナリオへ
「エントリー後の対応シナリオ」を事前にイメージしておく
ハマればスンナリ勝てる「おっぱじまったヤツをやる」
1.狭いレンジで動いてた
2.そのまま「動きやすい時間帯」へ突入後…
3.「1」のレンジの水平線を「通貨シリーズ」が揃って抜けた、抜けるような勢いで伸びた
もしくは
逆行1時間足MAへのファーストタッチで
黄緑線の方向が転換前の状態でのファーストタッチ
(逆行1時間足MAと黄緑線が同じ向き)
デイトレは
「ダラダラに巻き込まれる時=ロクな状況ではない時」
ほとんどの場合これ。
だからなるべく短時間でやめることにこだわるほうが良い。
方向性を信じるポイントは「通貨シリーズのシンクロ度合い」
シリーズで揃って動いている通貨はテクニカルが効きやすい。
少々の乱高下は耐えてもいいことが多い。
方向性さえ合っていれば相場に助けてもらいやすい。
及川式環境認識のコツ
チャート監視時は「主役探し」をする。
今からの時間で主役的に動く通貨はないか?あるいは発生してやいないか?
ノーポジでも保有中でも常に意識。
損切りするしない基準
1.方向性に自信があるので逆行しても耐える
2.エントリー直後から含み益になって然りのイメージ
エントリー時点でこれらをイメージ済みで
「そうならない」と感じた時点でいったん降りる。
個別チャートの形状「だけ」でエントリーすることはほとんどない。
・MAと水平線の合致
・時間帯
・通貨強弱
・シリーズ揃い
・方向性
など「複数の根拠」があり「損切りをなるべく浅く済む」場面がベスト。
及川先生がよくやるエントリーの仕方
1.そのまま伸びてしまった時用
2.本来入りたかった位置で追加
打診で入り、確信で増す。
素早く利益を伸ばせそうな展開と逆方向に戻りやすい展開の見極め方
・動きの出やすい時間帯か否か?
・通貨シリーズのシンクロ度合いは?
実際にエントリーしたあと、イメージ通りの展開にならない場合はその時点で「イメージ通りにならなかった場合の次なる展開」を想定すべし。
本能的に「おっかない」と感じる時のほうが
初動だったりする。
チャンスと感じたらエントリーしてみるしかない。
相場は収縮と拡散を繰り返す
・MA密集からローソク足の「放れ」
・新1時間足スタートなどから生じる「新たな動き」
この新しい動きの始まり(収縮→拡散)に乗っかれるとカンタンに勝てる
ハマればあっという間に含み益
及川式デイトレ立ち回り
・スンナリ勝てれば勝ち逃げ
・ピンチになることも想定はしておく
・ピンチになった際は耐え(ナンピン 含む)or 諦め(損切)
・ナンピンで助かる展開見えたらチャンス逃さず逃げ切る
及川語録『今からやるならどっち?』は「判断の更新」
ノーポジ時でもポジション保有中であっても常に「今」からやるならどっちだろう?を意識する。
一言でいうと「柔軟対応」
トレードは生じた現象に「対応」する競技
及川式
トレンドがでているのかの判断基準
1.動きが出て然りの時間帯
2.狭いレンジ幅(水平線管理)をブレイク
3.一度ブレイクしてつけた高安値をブレイクして加速
4.通貨シリーズ単位で似た動きとして発生
「レンジ相場というものは存在しない」
「トレンドが出ない状態が結果レンジ」
つまりトレンドが出るか否か
<各時間帯の主役通貨、影響>
東京時間なら円、オージー、
欧州時間ならポンド系またはユーロ系、
ニューヨーク時間ならドルストなど
各時間帯の主役をまずは疑って監視
その中で、
1.個別チャート形状
2.通貨シリーズの揃い
一番揃って動いているものはどれか?
揃って動いている通貨ペアは信頼性が高く、よく伸びる。
及川式デイトレで大事なこと
1.方向性
2.時間帯
3.状況の変化に対する意識
1.方向性
→ 通貨ペアの相関関係と通貨シリーズのシンクロ性、通貨強弱とMAの向きや角度から判断力向上を目指す
2.時間帯
→ 動きやすい時間帯と動きにくい時間帯の区別して、フライングしない、無駄撃ちしない、余計なことしない
3.状況の変化に対する意識
→ 一度判断した内容に固執しない
「こうなって然り」がそうならない時はピンチの可能性高いのでこうなったらこうするという「対応」を想定しておく。
あとはどのくらいの保有時間でどのくらいの利益を狙うかも意識。ポジションを長く保有してる時は大抵手こずってる時。
及川式短期デイトレでは
「単一銘柄のみのテクニカル」だとその判断に不安が伴うので、
・通貨の強弱
・相関性
・シンクロ性
を見て多角的に判断し、精度向上を図っている。
安定したトレードを目指す上で重要なこと
それは
「よく分からないモノは触らない」
「よく分かるモノだけをやれば良い」
「すんなり勝てそうな形状だと思ってエントリーしたのにそうならない」時は逃げておくのが無難。
イメージと違う展開になったら「なんかオカシイ」と考えるようにするといい。相場を疑う。
「時間経過と共にドンドン怪しくなって来ている」のか
「時間経過とともに有利な形状になりそう」なのか。
MAのリペイントを想定しておくと逃げるか耐えるかの判断がしやすい。
シリーズで揃って動いてるかどうかの判断基準は
「狭いレンジ幅で動いていた銘柄のブレイク」
複数通貨同時にレンジ幅をブレイクしたなら信頼性が高い。
単一通貨だけでのブレイクはダマシかまだ仕掛けが早い状況を疑う
ドテンは安易にやらない方が良い。
ポイントとしては、「損切り直後の即ドテン」をとにかく禁止するといい。
損切り=ドテンではない
状況によっては損切りしたポジションと同じ方向に入り直すこともある。
逆張りは利をすくう
逆張りは「時間がかかった時点で危険」
ローソク足2本くらいで含み益になってないならチャラ逃げか微損で撤退くらいのイメージ
天才チャートでの一番手は
上位足MA(主に1時間足MA)からの押し目買いや戻り売りが出来ないかを模索すること。上位足MAタッチからやることで損切りが浅くて済む&逆抜けされてもドテンして取り返す展開が可能だから。
ショートの例
下向きの1時間足MA(青いカクカク線)に
ローソク足が下からタッチしたタイミングなど。
その際、黄緑線(15分足10MA)も下向きならGOOD
トレンドフォローの際は「密集→拡散」を狙うが、
その真逆で逆張りは「拡散のその後」をやる。
具体的には天才チャートで
ローソク足が黄緑線から「めっちゃ乖離しているモノ」をやる
エントリー前にイメージしておきたい3つのこと
・スンナリ勝つ時のイメージ
・手こずる時のイメージ
・ピンチになる時のイメージ
コレに加えて「かかる時間」も共にイメージしておく
相場の「動き」は「小さなバウンドのあと大きなバウンドになる」
大きなバウンドは見つけやすいけど、見つけやす所は旨味が少ない。
小さなバウンドは見つけにくいけど、そこがスンナリ勝てるチャンス場面だったりする
1.小さなバウンド→大きなバウンド
ここを狙えるようになると、スンナリ勝てる機会が増える
2.大きく膨らんだあとの戻りのほうが見つけやすいが難易度は高い
MAだけと水平線のW根拠位置の場所、原則「エントリーのハードルは高め」に置く
(ここまで来たらやってやっても良い、の意識で待つ)
トレードでは「怖さ」を感じる場面のほうが勝ちやすかったりする。「怖さを感じない場面」は旨味も少ない。
及川語録『おっかないと思うところをやれ』
及川式短期デイトレの理想は「一番煎じ」
「今からおっぱじまるヤツに乗る」という形だけど
トレード的にもっとも楽なのは「二番煎じ」
「一番煎じ&二番煎じ」しか基本やらない
・一番煎じ
→それまでの動きと関係ない「今から始まる動き」
・二番煎じ
→一番煎じからの押し目や戻し目
日々トレードする時間帯を統一することの重要性
普段やり慣れてる時間帯の動きは、
状況の変化に対応しやすい。
普段あまりやらない時間帯の場合は、想定外の動きをされた時にどう対処するか、イメージがしにくい。
及川式短期デイトレの基本は押し目買い、戻り売り。
・通貨シリーズのシンクロ度合い
・一度しっかりとブチ抜いた
・そこからの初押し、初戻し(ファーストタッチ)
及川式鉄板場面
逆行1時間足MAへのファーストタッチでエントリー
(黄緑線の向きが変わる前にタッチ)
1.黄緑線の向きが変わる前の段階で
2.逆行1時間足MA(青いカクカク線)に到達
「ここを逆抜けされたらいったん諦めねば」
こういう場所は逆に言うと
「逆抜けし切れなければ戻る」という場所。
そこを突く。
及川式短期デイトレのキモ
・時間帯ごとの対応変化
・通貨の強弱や相関関係
・通貨シリーズのシンクロ度合い
(シンクロしている通貨はテクニカルが効きやすく、伸びやすいなど)
時間を分類してトレードする。
9時~12時
12時~15時
15時~18時
18時~21時
21時~24時
24時以降
ある時間帯に動きが出なかった際、その次の時間帯で動くなどの特性が見いだせないか。
必ず何かの銘柄は動く(見せ場がある)ので、毎日同じ時間帯にトレードして時間帯のクセを把握するの大事
「為替は動きの出る時間帯が決まっている」
主に1~2時間程度の時間の中から動きが出ることが圧倒的に多い。
「店員がシールを貼りに来るタイミングを狙う」
1.一度目のトレードがしっかり伸びたらその利益で終了が無難
2.最初のトレードがダマシによる損切りだったなら
「その次」にチャンスがある可能性が高まる
「1」を重要視している。
なぜなら「しっかり伸びたあと」は今度は「ややこしい値動き」になる可能性が上がるから
トレンドに乗っている最中の一時的な逆行に耐えるメンタル。逆行にどう立ち向かうか。
及川先生の答えは...
「事前に決めた方針に沿う」
及川先生は逆行されてもつっぱるケースが多い。
これはそもそも「つっぱっても良いと思える場面」をトレードするよう心掛けているから。
こうなったらこうする、どうなったらどうするを決めているから。
1.トレードは事前イメージが重要
なんならイメージ上ではトレードがすべて完結しているくらい固めてからでも良いくらい。そのイメージ通りにいかない時点で戦術を「修正」する。
2.「1」で決めたことに対しては腹をくくる!
要するに「バタバタしないでドンと構える」
及川先生のトレードする時の基準
1.黄緑線と1時間足MAの「距離感」
2.すでに何回「戻してからの下落」があったか?
(3回目以降は見送ることが多い)
黄緑線(15分足MA)と1時間足MAの距離が近い場合は
まだ「旨味」が残っている、あるいはトレンドが「若い」状態のことが多く、負ける際の損切幅も深くない
黄緑線と1時間足MAの距離が乖離した際の崩れが「一回目」であれば戻し目はチャレンジすることが多い(二回目なので)
及川式短期デイトレは「結果スキャル」
本当は大きく伸ばしたいけど、結果的にスキャルピングになっちゃっている。
伸ばせるような場面選びをして、その中で堅実に勝ち逃げ。ホームランは狙わず2塁打を確実にキメる。
「トレードの後どうなったか?」の統計を取ってみると自分のクセやトレードの特徴が見えるかも。
1.そのまま伸びた
2.少しだけ伸びたがほどなく戻って来た
3.戻ったが再度伸び直した
4.戻ったまま逆方向に伸びた
及川先生は各市場の主に午前中において「何も揃わず何も起こらないこと」は通常ほとんどないという考え。
いずれかの通貨ペアで見せ場は必ずある。
見せ場がまだなのか、もう見せ場があったのかはトレード時の重要な指針
及川先生が、天才チャートでMAを2~3本だけでトレードするとしたら
15分足MA(黄緑線)と1時間足MA(青のカクカク線)
3本目があるとしたら、4時間足MAか5分足の75本線(オレンジ線)
MAはリペイントする
(時間の経過とともに形状が変わる)
リアルタイムの現場と結果では位置も異なるので、引いたら位置が変わらない水平線と組み合わせるのがよい。MAと水平線が合致する場面をやればブレが少ない。
エントリー時のスクショとトレード終了後のスクショ2枚取って見返す。
MAがどのようにリペイントされるか経験を蓄積していくことでリペイントを見越したトレードができるようになる。
チャート形状で戦略が異なる
1.相場の総意で今の形状になってる
→素直に押し目買いや戻り売りを狙う
2.たまたま絵的に今のチャート形状になってだけ
→明確にどっちかに伸びたあとを狙う
(動き出してからやる)
及川式はニューヨーク時間で発生するトレンドを信用していないため、スキャル的なやり方でスコアメイクすることが多い。
1.トレンドフォローの基本位置からの「結果スキャル逃げ」
2.レンジと睨んだ際の上下水平線からの逆張り
トレードで負けたあとの対応
損切り後はアタマを落ち着かせ「今からやるならどっち」を念頭に再トレードを模索する。
動きやすい時間帯であれば、浅めに損切りを済ませてさえおけば「次のチャンスはまだある状況」
必ずしも損切り=即ドテンではない
方向が間違ってないと判断した時は、損切りした位置より多少不利な位置からでも再度同じ方向に入り直す。
損切り後の再トレードで1勝1敗トータルプラスで勝ち逃げするには「動きのある時間帯」であることが必須。
なので市場の午前中にトレードするのが合理的
及川式時間別環境認識&トレード戦略
基本は市場の「午前中」をやる。
▼東京時間
前日のニューヨークダウや日経の寄り付き前の状況と
ドル円や豪ドルとのシンクロ性があるかどうか?
円シリーズかオージーテクニカル狙い
▼欧州時間
東京時間の流れは一応見るが
トレンドが収縮しているかどうか
(密集したMAとローソク足)を見る。
収縮しているなら極論、売り買いどっちでもOKで
スンナリ勝ったら1勝0敗で勝ち逃げ。
最初のが負けたらロット圧力かけ1勝1敗で勝ち逃げ
▼ニューヨーク時間
密集したMAとローソク足があればそれをやりたいが、なかなかないのがニューヨーク時間なので、
「レンジ狙い」でイケそうモノを水平線引いたりして探してやる。レンジの上限下限からの逆張りなど。
「レンジ相場が普通」
及川式ではトレンドが出ないときがレンジで、レンジ相場が発生することはないという考え方
問題は「トレンドが出るか否か?」で
「トレンドはそう簡単には出ない」を前提にしている
1.トレンドが出そう、出て然りの場面をやる
2.トレンドが出かかった時点でそこそこ伸びるのでまずは利食い
3.そのまましっかり伸びたらMAや水平線を活用して2度目や3度目をアタック
4.トレンドはどうせ出ない時間と見切った際は
ある程度伸びたところ(MAからの乖離など)から逆張りもアリ
バラけてる時は「上がらない(下がらない)であろう通貨ペア」をドル円とユロポン見た上で選定。押し目や戻りをスキャル的に取るイメージ
トレンドが出にくいと判断し前回高安値からの逆張りスキャルもあり
NY時間のトレードが難し感じるのは、
欧州時間とかぶることで
通貨シリーズのシンクロ性が低く
「バラけていることが多い」から。
バラけている=トレンドが出にくい。
及川先生の勝ち逃げの秘訣
「15時台」はまだ信頼しにくい時間帯との認識で、
夏時間については16時以降を重視。(冬は17時以降)
1.15時台はなんなら捨て!
2.16時台からトレードモード
→いきなり勝てたらそれでOK
3.ただし16時台でも早い場合あり→損切り
4.17時台の「本チャン」を取り直す
1勝1敗でトータルプラスで終えられるようトレードプランを組んでいる。
及川式のナンピンは
「時間短縮」の意味合いが一番大きい。
ナンピンには2種類ある。
1.ここでむしろ追加したかったナンピン
2.ここを超えたら損切りする位置でのナンピン
ナンピンの注意点
「時短」を目的としているナンピンが「時短」にならない場合はすでに攻防もへったくれもなくその時点でアウト。
ナンピンしてすぐに値が戻らない場合、結局負けで終わる事が多いはず。
<相場のメカニズム>
それまで「静」だった値動きが
どちらかにハネた際、
一気に「参戦候補者」が増える。
初動を狙う人もいれば、
まだ手を出さないウォッチだけの人もいる。
それぞれの手法や考え方によって
狙い目が異なるが、一度ブレイクした時点で
1.押し目狙いの人が増える
2.押したあとの高値抜けブレイク狙いの人が増える
よってさらに相場の動きが活発になる。
(スンナリと伸びる土壌が生まれやすい)
及川先生のトレード時のルーティーン
1.当日経済指標の確認
2.日経やニューヨークダウの状況確認(参考程度)
3.個別チャート確認
4.ユロポンとドル円の強弱確認
5.直近における通貨シリーズのシンクロ性の有無と該当通貨の確認
6.各通貨ペアのポイントになりそうな水平線入れ
7.「こうなったらエントリーしても良いかも?」の候補出し
及川式オージーテクニカル
オージー円&オージードルを「オージー側」
ポンドオージー&ユーロオージーがその「逆側」
及川先生は「逆側」にエントリーすることが多い。
理由は逆側のほうがPIPSを稼ぎやすいから。
でも軸とするのは「オージー側」
天才チャートで一番重視するMAは、
1時間足MA(青いカクカク線)と
15分足MA(黄緑線)
この2つのMAの距離がなるべく近い場面でトレードするのが良い。
及川式短期デイトレの立ち回り方
最初から数PIPSしか狙えない場面なのか、上手くいけば結構伸びて然りの場面なのかを区別して、損益(縦軸)だけでなく、時間経過(横軸)も意識する
1.優位性の高い、上手く行った際には15~20PIPS行って然りの場面を精査してやる
2.エントリー後にイメージ通りに行かない場合は「時間」で決済することもアタマに置いておく(20分ルール)
3.時間切れや時間切れ間近の時点で含み益ならそこで利食いしておく
及川式短期デイトレにおける時間帯管理
30分単位の切替わりをかなり意識する。
20分ルールとして「00分~30分」「30分~00分」の中でエントリー&決済を収める意識
ポジションを長く持ってる
=ピンチ、もしくは当初のイメージと違う展開
になってるはずなので、20分ルールを念頭に置いて軸にしておくといい。
新1時間のスタートで、それまでと状況がガラっと変わるのか否かを見る。
ポジションを持ってても持っていなくても「今からやるならどっち?」を意識。
●常に「今からやるならどれが良いか?」
→実際にオイシそうなものを見つけたら乗り換えを検討する
●自分のポジションに固執をしない。
→「ノーポジ思考」を持ってチャートを観て回る
及川式では新1時間や新30分は、
これまでと違うあらたな世界が始まる可能性があるので、保有中のポジションが含み益ならいったん利確してしまう事が多い。
含み損なら含み益に転じる可能性もあるので続行することもある。
各市場ごとの軸とすべき通貨
東京時間であれば「円」か「豪ドル」
欧州時間なら「ユーロ」と「ポンド」
ニューヨーク時間はごった煮感があるが基本は「米ドル」
軸となる通貨が「主役」となりうる値動きをしたり揃って動いた時は、勢いが強い・伸びる、信頼性が高い。
また、主役通貨の抵抗線は意識されやすい
(キリ番、高値安値など)
ダブルトップの逆張りについて
「一度全然違う展開になったあと再度到達」
こういう場面をダブルトップのひとつの定義としている
及川式短期デイトレの技や手法のほとんどが水平線やMAタッチでのエントリー。
タッチの中でも「ファーストタッチが有効」で「セカンド以降は精度が下がる」を基本としている。
「セカンドタッチ」は二度目以降の到達だけど、例えばそれが前々日などの場合は考慮しない。
及川式はあくまで「短期デイトレ」。
せいぜい当日&前日のチャート内で確認を済ませるから。
及川式 ユーロポンドの強弱を見るときのポイント
黄緑線や1時間足MA(青カクカク)の向きとそれに対するローソク足の位置などで
・現状どっちが強い側か?
・伸びきったあとなどは「変化」がありそうか?
を見る。
チャート形状は2種類ある。
1.テクニカルが効きやすい状況の図
2.たまたまその形状になった図
チャート形状を区別して「テクニカルが効きやすい状況の図」のときに以下の条件でトレードすると精度が高くなる。
1.動き出す時間帯
→主に各市場の「午前中」
2.通貨シリーズのシンクロ度合い
→シリーズで揃って抜けた時などは勢いがある
及川式では
15時からの1時間を「魔の時間」としている。
値動きが複雑になりトレードが難しくなる時間。
冬時間は16時台の値動きも「始まったり始まらなかったり」と少し注意が必要。
トレンド発生から何度目の戻しかを見る。
「トレンドの鮮度」
トレンドが生じてから「一回目の戻し」+ 時間帯の残存があればチャンスあり。
2回目の戻しであればチャート形状、特に1時間足MAと15分足MAの距離を気にする。距離が近ければまだトレンド生きている可能性あり。
3回目以降はほとんど触らない。
ローソク足の戻り方でエントリーするしないを判断
たとえばショートで戻り売りの場合、ローソク足が
・ダラダラ戻ってくるのはダメ
・勢いよく戻ってきたものは良い
ダラダラ戻ってくる場合
→時間をかけてじわじわ、えっちらおっちら戻してきた場合は、一気に逆抜けする可能性が上がる
勢いよく戻ってくる場合
→「トレンド発生初期」や「トレンドが生きている間」は勢いよく戻ってくる。そこは戻り売りのチャンス。
及川式の「入り場」
1.黄緑線と1時間足MAが同じ向きで
なおかつ「なるべく至近距離」のモノをやる。
2.上記2つのMAの距離が離れているときは
黄緑線では入らず1時間足MAのタッチからやる。
パッと見ですぐ見つかるような「大きく伸びたあとの戻し」ほどアテになる度合いが下がる。
膨らんでからの戻しは見つけやすいけど、誰にでも見つけられるポイントは旨味が少ない。
及川式には色々な戦術があるけど場面と手法を特化して限定するといい。
ショートの場合、MAの並びが下から
・黄緑線
・75本線(オレンジ線)
・1時間足MA(青カクカク線)
この順番になっている場面のみやる、など。
相場ってやつはほとんどの場合
「どれかキッチリ動く銘柄が出て来るもの」
さらに明確に「動きが出やすい時間帯」があるのでそこを活かさない手はない。
初回トレードが不発に終わっても、
「動き出したモノ」「おっぱじまったヤツ」に乗り換えることで「1勝1敗でトータルプラス」にもっていける組み立てをするのが及川式短期デイトレ。
1.最初のエントリーはチャート形状などから。
2.一発目が不発だった際のその後はチャート形状以上に「おっぱじまったモノ」を優先して乗り換える。
天才チャート「もっさり戻し」
5分足の水色線、黄色線、ピンク線の序列が崩れたあとに黄緑線まで戻った状態のこと。
もっさり戻しのときは、戻り売りはしない。
水色線、黄色線、ピンク線の3つは「5分足上のトレンド」の進行状態を見るのに使う。
(信号機の並び順で進行中は勢いがある状態)
これらの並びが崩れた時、トレンドに対する不確定要素が増える&黄緑線に到達して逆抜けしたら一気にその方向へ伸びてしまう可能性が高くなるので見送り
及川式短期デイトレの
環境認識でチャート形状以外で確認すべき要素
1.今何時か?
2.通貨強弱
3.シリーズで揃っているか
1.今何時か?
→テクニカルが「人が多い時」のほうが効きやすい
※主に各市場の午前中
2.個別チャート形状にプラスして
通貨の強弱は確認出来ているか?
3.シリーズで揃って動いている場合は信頼性がより高いが、そうでない場合はその分低い
天才チャートでのエントリー根拠は3つくらいあると
・MAの位置、向き
・水平線
・時間帯
・通貨のシンクロ性
このあたりで3つあれば自信を持って入りやすい。
「損切り=ドテン」ではない。
1.水平線抜けなどの根拠でいったん損切りはしておく。
2.アタマを冷やしつつその後の推移を観る。
3.逆抜けから再度元に側に抜け直しした時点で同方向へ再エントリー。
その後の推移を観て、
ドテンか再度同じ方向をやるか。
あるいはどっちもやらず他の通貨ペアへ移行するか。
トレードは生じた現象に「対応」する競技。
天才チャートでの
黄緑線(15分足10MA)と1時間MAの乖離の目安は、
15PIPS程度を上限に考える。
2つのMAの距離が15PIPS以上離れている場合はエントリーを見送る。
ただしボラがあるときは20PIPS以上あっても
絵的な距離感がそこまでない場合はエントリーすることはある。
黄緑線(15分足10MA)で入る時と、
ピンク線(5分足20MA)で入る時の違い
「トレンドの継続性」や「強さ」から戻しきれないと判断した時は、黄緑線まで待たずに手前のピンク線にタッチしたところでやることもある。
本来はローソク足がピンク線を越えて、
黄緑に到達するパターンはそもそも「もっさり戻し」を疑う展開なので見送るほうが賢明ではある。
及川式デイトレ時間帯別トレードプラン・方針
・9時前~11時半(トレンド初動狙い)
・14時過ぎ~15時くらい(逆張りやスキャル目線)
・15時又は16時~18時(トレンド初動狙い)
・20時過ぎ~(逆張りやスキャル目線)
チャートが大きく膨らんでから
戻す戻しは「見つけやすい」
でもそこでトレードする「旨味」は少ない。
15分足MAと1時間足MAの距離が遠い場合、
「オイシイところ」が相場的にすでに消化済みだったりする。
見つけにくいところのほうが「旨味」は多く、
2つのMAがなるべく近い位置であるほうが
「今から始まる」ところを出来る
結果的にトレード自体がシンプルで楽になる。
損切り・ツッパリの見極めは「想定範囲」をイメージしておくこと。
及川式での打診エントリーは「そのまま行かれちゃった時用」でそのポジションがその後含み損になるのは「想定内」でむしろ「喜ぶべき状況」
なぜなら良い位置で追加出来るから。
整理すると、エントリーは以下の3つ。
・打診エントリー
・本来入りたかった場所エントリー
・追撃エントリー
このストーリーを描ける場面がベスト。
「打診」で入り『確信』で増す(追加)。
日経のランチタイム11:30~12:30は出来高が少ない。
1.参加者が少ないから一気に伸びることもある
2.けど、そういう状況で「大きな相場」にはなかなかならない
3.なぜならその後を「やる人」がそこにいないから
トレードするなら各市場の「午前中」
しかもなるべく早い時間帯をやるといい。
参加者が増える時間帯、出来高がある時はテクニカルが効きやすい。
逆張りは「ここまで来たら、まぁやってやっても良い」でやる。
水平線などを背にして損切り幅が少なく済むところ。
「生きてる(伸びてる)最中のトレンドを追いかけて逆張り場を探してはダメ!」
逆張りするなら以下は気にしておきたい要素
1.時間帯
2.相手が充分ヘタって来たと言える状況
3.通貨シリーズ的に「一番最後に到達」したモノをやる
1時間足MAと15分足MAの距離が近い状態は「収縮からの拡散」でトレンドの初動となりやすい。
この初動に乗れたら、もう一度戻し目をやると勝ちやすい。
ポイントは1時間足MAと15分足MAの距離。
1時間足MAと15分足MAの距離が遠ければ、
トレンド転換を待ったほうが得策。
距離が遠い=3番煎じ、4番煎じの出がらし状態。
出がらしは美味しくない。
15pips以上離れてるなら見送り、
トレンド転換後のファーストタッチもしくは、2番煎じを狙うほうがいい。
東京時間をトレードしてる時、日経を見る
1.そもそも高いか安いか(前日比)
2.直近相場のファンダメンタルズ的に
下げ過ぎや上げ過ぎになっていないか?
3.日経自体に激しいボラが生じそうか否か
前日のニューヨーク市場が低調で終わったら
日経がマイナススタートなのは想像がつく。
「最後の砦」は本当の意味で最後、
「ここ逆抜けしたらドテンしたろう」くらいの位置に置くことがポイント
ナンピンしたあとのシナリオ
1.最初のポジションがチャラ時点で全決済
2.トータルチャラ以上で全決済し、
その後の動きで再度通常ロットで入り直す
「5分足の天才チャート」でトレードするならこの時間帯。
朝9時~11時
夕方15時~18時
夜21時~24時
フレキシブルにトレード出来る。
及川式は短期デイトレだからチャンスも多い。
きっちり分かれ目のある東京や欧州と違い、ニューヨーク時間は欧州時間とカブる時間があるため、他の時間帯より判断の難易度は高い
今からやるならどっち?
「今からやるにあたり心理的に売り買いどっちが有利か?」を意識しておく。シナリオを用意しとくのも大事。
例えば
1.21時からの動きを見てから行動
2.再度上抜けなら素直に順張り(ロング)
3.深押しをロング
4.あるいは深押し後の下げ転換した黄緑線からショート
トレンドが出やすい、
または出にくい状況を想定するのには
1.時間帯
2.通貨シリーズのシンクロ度
この2つを加味すると良い。
テクニカルとは「確率論」
「分母の大きさ」によって確率の精度が変わる。
相場における分母とは「出来高」。
よって、参加者の少ない相場のチャートはアテになりにくい。
<参加者の多い時間帯>
株式市場の「前場」は常に参加者が多い傾向がある。
※各市場の8時~11時くらい
1.時間帯+個別チャート形状
2.通貨シリーズによる動き出し+個別チャート形状
を意識すると精度の高いトレードができる。
及川式デイトレでのオージー系通貨の取り扱い
「抜けたらGO!」という見方がいい。
「抜け期待」で入る場合は、
「抜けねば撤退またはドテン」
おまけに
『欧州時間からずっと伸びたままニューヨーク時間に突入したオージーは23時や24時で反転することが結構多い』
欧州市場はじまりの16時は「ここから始まるあらたな動き」になりやすく、東京時間の流れを無視した動きをすることもあるので、それ以前のチャート形状に固執しすぎないほうがいい。
「フレッシュな参加者が多い時間帯がテクニカルが効きやすい」
1.今から始まる
2.今、すでに始まっている
3.概ね一段落している
4.その後ふたたび方向性が(いずれかに)出る
トレード場面を分割して考える
1.まったく新しい動き
2.「1」のあとの初戻し
3.「2」のあとの戻し
1については新しい30分や1時間のはじまりや、MAが密集していればチャンスあり。
2は「きれいなチャート」であることが多い、やりやすい場面。
3は時間帯に注意。
「今何時か?」市場の午後など時間があとになればなるほどややこしくなる。
及川式デイトレ ニューヨーク市場の基本戦略
1.キレイなチャートのみ基本的トレード
2.それ以外はMA&水平線のスキャル
3.水平線に対する逆張りスキャル
「キレイなチャート」とは下向きで例えると
下から
・下向きの15分足MA(黄)
・1時間足MA(青)&75本線(オレンジ)の並行状態(もちろん下向き)
ヒゲだらけではないローソク足で推移しているチャート
及川式デイトレでは
15~16時が「魔の時間」として、不規則な動きをしやすく難易度が高い時間帯としている。
16~17時は「早い仕掛けに注意」の時間。
(※冬時間はプラス1時間)
証拠金だけ増えた状態は「ナンピン出来る余力」になりがちで危険。
トレード口座の証拠金は「筋肉質」がいい。ぜい肉はいらない。
それが慢心や油断しにくい環境確保につながる。
「おっぱじまる」の理想的な展開は
チャート的に邪魔な や水平線、サポレジがない時。
「おっぱじまり」に乗るか乗らないかの判断・区別は以下のとおり。
1.邪魔な線との距離が近めの時はそいつを抜けてから。
2.邪魔な線が遠い場合はとりあえずそこまでの利食いで割が合うかどうかで判断。
3.初動の動きで抜けたときは強気で !
個人トレーダーの多くは
利益トレードの保有時間が短く、
損切りトレードの保有時間が異常に長い傾向がある。
「保有時間の統一」を意識するといい。
保有時間が長い=ピンチのはずなので。
デイトレはまず方向。
方向が出たあとのその戻り待ち伏せ。
これに尽きる。
1.どっちかに動き出すまで手を出さない
2.MAの向きも含め明確に動き出したあと、その戻りを狙う(待つ)
3.「順方向」のみでまずはやる
「ショート(売り)」を例にすると
1.1時間足MAと75本線がいずれも下向きで近いところを走っている
2.黄緑線が下向きのまま「1」に到達
したところでエントリー。
「1」は1時間足MAが理想だが、現場では75本線タッチからやることもある。
(2つのMAが相応に離れた位置にある場合)
いずれにしてもポイントとなるのは黄緑線の向き。
下向き状態である間はトレンド転換可能なエネルギーが溜まっていないと判断する
及川先生が2通貨のみしかトレードできないとしたらどの通貨ペアを選択するか?
⇒迷いなく「ポンドドル」と「ポンド円」
ただし「ドル円」と「ユーロポンド」を強弱判断用の監視銘柄にした上で。
及川先生が飛び乗りする時の判断
1.MAの方向が同じ向きでかつ距離が近い
2.直近高安値などの水平線を●時ジャストから一気抜け
3.通貨シリーズが揃って一斉に動き出す
狭いレンジ幅を一斉に抜けた時は信頼性高め。
及川式短期デイトレ
天才チャートでの戻り売りの場所
1.黄緑線
2.1時間足MA
プラス、至近に引ける水平線があるところ。
2つのMAが20PIPS前後、またはそれ以上離れている場合は、それより先にある水平線まで引き付ける。
黄緑線から1時間足MAまでの距離がどのくらいあるかが重要。
距離が近い間はトレンドがまだ生きてるので有効。
距離は遠い、乖離している場合はトレンド転換を待つ。
<及川式の水平線の引く場所>
及川式は短期保有のデイトレであるため
基本は「直近高(安)値」と「当日または前日高安値」に引く。
高値(山)と安値(谷)が同時に引けるポイント(レジサポ)は重要視。
高安値が最低でも2点、基本は3点以上重なるところが水平線の「引きどころ」
及川式短期デイトレは10通貨のチャートを見比べてトレードするので、慣れないうちは結構たいへん。
多すぎて混乱するようなら「オージー」はすべて外すというのはアリ。
天才チャートの黄緑線へ戻って来る前に、5分足MA(水色・黄色・ピンク)の序列が崩れた(逆クロスした)あとの戻しを「もっさり戻し」と定義。
「もっさり戻し」は押し目買い、戻り売りの精度が下がるのでやらない。
「時間」切り替わり時の考え方。
1.時間帯切り替わり
参加者も入れ替わりながら「新たな展開」を迎える
2.時間足の切り替わり
「新1時間足」の突入による状況の変化
※欧州序盤は30分単位も意識。
及川式デイトレでは時間の切り替わりを重要視。
次の新しい30分や00分は新しい世界が始まる可能性があり、これまでの値動き関係なくガラッと変化することがあるから。
含み益を抱えたポジを持ってる場合は、ひとまず利確。
逃げてしまうことのほうが多い。
勝ち逃げ最強。
及川式デイトレはユーロとポンドの強弱をチェックしながらトレードする。
ユーロポンドが上向きの時は
1.ユーロが強い
2.ポンドが弱い
3.両方強くてユーロがより強い
4.両方弱くてポンドがより弱い
このいずれかの判断
プラスして他通貨の強弱感や方向性などを考慮。
さらに「今何時か」も見る。
根拠はなるべく別角度から複数あることが望ましい。
トレードはシミュレーションゲームである。
「こうなったら損切りする」
「こうなったら利食いする」
『どうなったらどうする』を予め想定しておき、なるべく想定外のことをなくすことで、慌てずに冷静に対処できる。
ユロポン強弱判断は方向性の確認に使う
「平時」と「動乱時」で区別が必要。
1.ユロポンでの方向性確認は基本する
2.だけどポンドやユーロのシリーズ通貨ペアが
シンクロして一気に動き出したときはそっちを優先!
淡々と相場が動いているときにはユロポンも普段とおりの見方・使い方。
でも突如として激しい値動きにポンドかユーロがなった際はユロポンは意識から外す。
及川式短期デイトレは、長くても1時間以内にトレードを終えるスタイルなので、トレードする時間は長くない。
・9時~11時の2時間
・16時~18時の2時間
・22時または23時からの2時間
これらの時間のどれかだけで充分。
抑えておきたい天才チャートの基本トレード手法
1.15MAまでの戻しで一発
2.1時間足MA&75本線が似た位置にいるところで追加
3.1時間足MAを逆抜けしたら損切
チャート監視の時間は固定化したほうがいい。
日々同じ時間帯のチャートを見ることで、その時間帯における「信頼しやすい動き」と「裏切られた動き」の両方のクセを把握しやすくなるから。
普段見ていない時間帯にトレードすると、値動きに信頼性を持てずに疑心暗鬼で翻弄されてしまいがち。
普段見ていない時間帯で手をだすなら、ざっくりな方針としては
1.各市場の午前→順張り狙い
2.午後→伸びたトレンドの逆張りチャンス待ち
このような使い分けをするのが及川式。
及川式短期デイトレでは時間帯で戦術を変えるので
1.動きがしっかり出やすい時間帯
2.動きが停滞しやすい時間帯
をしっかり区別して時間管理してトレードする。
「伸びそうな時間帯」に「その中の着実なPIPSを切り取って逃げる」
ホームランを打てる球だけど2塁打で勝ち逃げするようなイメージで、30PIPS伸びる範疇の中で10PIPSを短時間で切り取るみたいなかんじ。
「動きが出る時間帯」は
最初のトレードが損切でもその次で取り返しやすい。
「動かない時間帯」は
負けてしまうと取り返すチャンスすらない。
及川先生が日ベースで勝ち逃げしてるのは、一日トータルで負けにくい戦術をとってるから。
1.まず動きが出る時間帯をやる
2.最初のエントリーで勝ったら勝ち逃げOK
3.最初が損切でも取り戻すチャンスがある
で、そこでプラ転させたら勝ち逃げ
及川式では閑散時間としてトレンドが発生しにくい、動きが出にくい時間帯と定義している。
・日経ランチタイムの11:30~12:30
・「店じまい」になりやすい14:30~15:00
・20:30~21:00
これらは「相場参加者が少なくなる時間帯」なので、レンジ狙いで逆張りする手法がメインになる。
トレンドの伸びを期待する時間帯とは戦術を分けて考える。
良いエントリーポイントは
「最後のナンピンをする位置」
「ここを抜けたら損切り」の位置。
でも「本当に待つべき位置」まで待つとトレードチャンスがなくなってしまうので「打診」でエントリーするのが及川式。
及川式ではニューヨーク時間トレードは移動平均線よりも水平線を重視した逆張り的なトレードが多い。
ニューヨークはダマしも多く、チャートの伸びきったあたりからの逆行狙いのほうが判断しやすいから。
欧州時間とニューヨーク時間では戦術が異なる。
及川先生のロット数の基準
「資金100万円に対し1ロット(10万通貨)×数発まで」
たとえば
・資金10万円なら1万通貨×数発
・資金1万円なら1000通貨×数発
という弾数
世間の常識からは「かなり多め」だが、適正ロットは「その人ごとに違う」
及川式デイトレのキモ
1.時間帯管理
2.揃って動いている通貨シリーズ
を見て「伸びる可能性のあるものをやる」のと「どのくらいの時間をかけての勝負か」
プラス「勝ち逃げ」を意識するとスコアメイクしやすい。
及川式デイトレでは押し目や戻し目は2番煎じまで。
出がらしは美味しくないということで3番煎じ以降は見送り、以降はトレンド転換を待つ。
チャンス場面は「怖い感じ」がするのが相場。
「イケそうと感じる場面=おっかなく感じる」
「おっかないと感じる→やって良いところ」
及川語録
「垂れボリバン(逆行ボリバン)はお別れのサイン」
ボリンジャーが逆行しだしたら、トレンドが収斂する。
長時間伸びたトレンドにて発生した場合、ひとまずの利食い場所になる。
もしくは逆張り場所。
及川式ドテンのポイントは
「シリーズで揃って抜ける」
・円シリーズ
・オージー4種
・ユーロ系
・ポンド系
これらが揃って逆抜けする時。
単体チャートだけで判断するより、数段精度が上がる
いつでもどこでもトレードして勝てるのがプロなのではなく、「プロは勝てるところだけやる」
「分かるところだけやる」で「やらない」が前提くらいがいい。
<及川式「状況判断」>
ポジション保有してる・してないに関わらず
「今、どの場面か?」を考える。
1.「伸びている」のか
2.「一時的に戻されている」のか
3.それとも「反転しそう」なのか
プラス時間帯も重要。
「今何時か?」
動きが出やすい時間なのか、
動きが出にくい時間なのか。
市場の午前中は参加者が増える時間帯だから動きがでやすい。
安定感のあるエントリーポイント
1.一度しっかり動いたモノの戻し
2.黄緑線、一時間足MAが必ず同方向であること
3.一気に伸び始めた位置に前回高安値などの水平線を引ける場合はそこへの戻しから入る
よく分からないところはやらない。
スケベ根性で狙いに行かない。