オージテクニカル不発!?豪ドルの強弱とユーロ、ポンドの強弱から見分ける、やっていいオジテク

及川式の鉄板トレード手法でオージーテクニカルというものがあります。うまくハマれば楽に利益がスンナリとれる及川式の王道パターンですが、不発もあるため、見極めが重要になります。
今回はオージーテクニカルの見極め方、強弱判断の方法を紹介します。
オージーテクニカルとは
オージーテクニカルとは及川式天才チャートで表示している10通貨ペアのうち、豪ドルに関係している通貨での相関・逆相関の動きのことです。
豪ドルに関係している通貨ペアは4つあり、以下のとおり、2種類に区別しています。
- オージー円、オージードル
- ユーロオージ、ポンドオージー
この1番と2番の通貨ペアが、相関・逆相関で動いている時、オージーテクニカルと呼んでいます。
オージー円、オージードルが上げ相場なら、
逆相関であるユーロオージ、ポンドオージーが下げ相場
という感じ。「オージー○○」と「□□オージー」という通貨ペアの相関関係を利用したトレードになります。
動き出すとかなり勢いが強く、逆張りは絶対しちゃダメなやつというのが及川式オージーテクニカル。
揃ってぶち上げ、ぶち下げがオージーテクニカルの特徴です。
オージーテクニカルが不発になる時
おっぱじまったか!と思ってエントリーするも全然伸びてくれないときがあります。そんなときは通貨強弱と時間帯が関係しています。
通貨強弱が拮抗している時
「オージー○○」と「□□オージー」の相関性を狙った手法なので、豪ドルと欧州系通貨(ユーロとポンド)の通貨強弱を見て判断する必要があります。理想は、以下のパタンです。
- 豪ドルが強いとき、欧州系通貨が弱い
→ 「オージー○○」が上げ、「□□オージー」が下げ - 豪ドルが弱いとき、欧州系通貨が弱い
→ 「オージー○○」が下げ、「□□オージー」が上げ
このように豪ドルと欧州系通貨(ユーロとポンド)の強弱がはっきりしていればわかりやすいですが、そうじゃないこともしばしばあります。
不発になりがちなのは、以下のように豪ドルと欧州系通貨(ユーロとポンド)の強弱がハッキリしないときです。
- 豪ドルが強い、でも欧州系通貨が強い
→どっちも下げで、拮抗する。レンジになりやすい。
- 豪ドルが弱い、でも欧州系通貨も弱い
→どっちも上げで、拮抗する。レンジになりやすい。
動きがでにくい時間帯の時
オージーテクニカルが発動したと判断するのは、「オージー円とオージードル」が一方向に動き出し、逆相関である「ユーロオージー、ポンドオージー」がその逆方向に一斉に動き出したらですが、動きが出やすい時間かどうかがポイントになります。
オージーテクニカルがおっぱじまったと思っても、市場のクローズ時間や市場の午後、残存時間が少ない場合は、乗っかってもそんなに伸びない可能性があります。
それと豪ドルが主役になるのは東京時間なので、オージーテクニカルを狙うなら東京時間の午前中がおすすめです。欧州時間やNY時間にオージーテクニカルを狙うことももちろんありますが、比較的オージーの強弱は判断しやすいのは東京時間かなと思います。
オージーテクニカルでイケると思う通貨強弱パターン
ではじゃあどういうときにやればいいのかをパターンとしてまとめてみます。
豪ドルが強い
ユーロ、ポンドが弱い
豪ドルが弱い
ユーロ、ポンドが強い
豪ドルが強い
ユーロ、ポンドが強くも弱くもない
豪ドルが弱い
ユーロ、ポンドが強くも弱くもない
特に東京時間は軸となるのは豪ドルで、ユロポンがどっちつかずのときなどは豪ドルが先導してくれるイメージです。
欧州時間とNY時間ではユーロ、ポンドが最強か最弱で豪ドル側の形も逆相関の形が悪くなければ入ってもOKかと思います。
グダグダ書きましたが、
豪ドルが最強か最弱か。
ユーロ、ポンドが最弱か最強か。
を見て、パターンでチャート形状+時間帯がよければチャレンジですね。
まとめ
天才チャート エントリーチェックリスト
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