【ボラがない前提】トレンドがでないと苦しいトレードになる!?はじめからボラなし相場と思ってトレードシナリオを組もう
- 2022.07.16
- トレード手法・技術
- いい子、悪い子、普通の子, ボラがない前提, トレンドがでない前提, ボラなし相場, トレードシナリオ
トレードしようとチャート監視しているときはついつい、どこが勝ちやすそうか、これからどこが伸びそうかという思考で見てしまいますよね。
トレンドが出る前提、チャートが伸びる前提でかんがえてしまっていると、思ったのと違う…と苦労させられることもしばしばあります。
今回は想定と違った値動きに対しての考え方を紹介します。
はじめからトレンドがでない前提で考えておく
相場はレンジ相場が7〜8割と言われていますので、基本はレンジであると言えます。トレンドはいつでるかわからないので、このことからもはじめからトレンドがでない前提でトレードシナリオを組んでおくほうが合理的です。
エントリーするということはここから値が伸びそうというところだと思ってエントリーするので、それが思うように動かなかったら根拠が崩れますよね。トレードで重要なのはこうなったらこうする、をあらかじめ考えておく、実際に想定外になった場合どうするかを決めておくことです。
現場での対応力が一番重要です。対応するには事前想定しておくのが一番安心です。
いい子、悪い子、普通の子
及川語録で「いい子、悪い子、普通の子」というのがあります。これは3つシナリオを考えておこうというものです。
いい子
トレンドがでて順方向に伸びてくれる。
一回逆行したとしても押し目、戻り目をつけてくれる。
悪い子
読みとは違って逆行する。
逆にトレンドが出てしまう。
ボラがない、スプレッド分常にマイナスの状態でじわじわと推移される。
普通の子
トレンドはでないが、含み損にはならない状況。
戻り目、押し目をつけないので追加ポジできないけどまぁ巡行する
などなど。
このようにいくつかのシナリオパターンを事前に想定しておき、ボラなし相場を想定しておくと対応が楽です。
想定外が起きないのでトレードも安定していきます。こうなったらどうする、が決まっているので慌てずに済む、常に冷静でいられる。
トレード中、冷静でいられるかかどうかはかなり重要
まとめ
- トレンドはそう簡単には発生しない。相場はレンジが8割。
- じゃあトレンドがでない前提でトレードシナリオを考えておこう
- ボラがないのが前提で組み立てよう
- 現場でどうなったらどうするかの対応を決めておくと安心。事前想定大事
- いい子悪い子普通の子、3つくらいシナリオ考えておこう
- トレード中、冷静でいられるかどうかが勝敗の分かれ目になる
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