抜けたけど戻される?ブレイクしたときは時間を見る!閑散時間と残存時間でのブレイク不発の対処法
ブレイクしたと思ってエントリーするも戻され逆行されてあえなく損切り、、、という経験ある方多いんじゃないでしょうか。及川式デイトレ天才チャートでは、ブレイクしたときの立ち回りにちょっとしたコツがあります。
今回はブレイクアウト手法についてのTipsです。
ブレイクアウトとは
サポートやレジスタンスポイントを抜け、一気に流れが加速するような状態のこと。 エントリーのタイミングとして重要視されます。
https://www.phillip.co.jp/fx/fx_glossary/breakout.php
ということで重要なラインを抜けたことを確認してのエントリーになるので手法自体は簡単なのですが、ダマシも多く勝ちに持っていくのがムズかしい印象があります。
ブレイクアウトするかしないかは確率でいうと半々だと思っています。
「ブレイクしそう」でエントリーしてもギャンブルチックなトレードになってしまいがち。
たいていはブレイクアウトしたあとの戻り目や押し目を狙うのがセオリーで、教科書どおりのトレードですよね。
ブレイクしたら「いま何時か」を見る
天才チャートでは、ブレイクした「だけ」でエントリーはしません。必ず時間を確認します。ブレイクして然りの時間かどうか、が重要です。もしくは逆算していつ頃ブレイクするのかを考えてトレードシナリオを考えておくということもあります。
ブレイクして然りの時間帯かどうか
相場が一方向に加速するには、マーケットに参加者が多くならないといけません。米国が休場のときはボラが少なく全然チャートが動かないということは経験したことがあるんじゃないかと思います。
相場が動くのは、相手がいるから。チャートの向こうに相手がいて成立しています。その相手の数が少なければ相場の動きは小さく、ボラも出にくい傾向があります。逆に相手が多ければ相場は活発になります。つまり
相場参加者が増える時間=ブレイクして然りの時間帯
人が少ない時間→増える時間でブレイクしたとすれば、信頼性が高いです。
ブレイクしても伸びない時間帯
先ほどの逆です。ブレイクしても伸びないのは、人が少ない時間になります。人が少ないので需給も少ない、出来高もない、で値動きが起きにくいという法則です。
ブレイクしても伸びないけどブレイクはする?
及川式では「不発」というやつですが、伸びたと思っても伸びずに戻ってくる値動き。ラインをブレイクはするものの、伸び切らないで戻してくる。くすぶっている。
一瞬の値動きとしてはブレイクした!と思わせるように吹き上がるため、飛び乗りしてしまったりもします。が、やはり時間を見てそのブレイクは信頼性が高いかどうかを見極めましょう。
閑散時間は吹いたら逆張り。不発で戻されるのが閑散時間。
閑散時間は人がいないので伸びにくいです。この法則を逆手にとった立ち回りは、閑散時間はブレイクしたら戻ってくるので吹いたところで逆張り、です。
不発が多いのが閑散時間なのです。
残存時間が少ないときは要注意
市場の午後や、市場のクローズ時間が近づくと相場から参加者が減っていきます。先述のとおり、「人が少なければ伸びない」法則が当てはまるので、この場合も基本は吹いたら逆張りがオススメですが、注意するポイントがあります。
それは相場参加者が離脱するときに利確してポジションを手仕舞うことです。
利確や損切どちらでもポジションを手仕舞うということは、売りと買い注文が発生するタイミングだということです。参加者が一斉に利確したとしたら、一瞬でも一方向に相場が動くかもしれません。
そのブレイクはポジションを手仕舞った時に発生したものではないか、手仕舞うタイミングになりそうな場面じゃないか、は気にしておきたいところですね。残存時間が少ないとこれ以上売ってくれる人、買ってくれる人がいなくなります。
需給が発生しづらくなるので相場も動かなくなるというメカニズムです。
まとめ
天才チャート エントリーチェックリスト
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