その日の機嫌を把握して機嫌次第で対応を変える。シリーズで動いているときは少なくとも逆張りはしない
トレードで重要なのは方向性。
方向性さえあっていれば多少含み損になっても結果帰ってくるので耐えててもいい。方向性が間違っていなければ相場に助けてもらうことができる。今回は方向性のハナシです。
方向性はどこで判断できるか
方向性が分かれば苦労しないのは言うまでもなく、、、判断が難しいのでトレードは難しい。
及川式では相場を人に例えます。相手の機嫌がいいのかどうかを見るのと同じです。ひとつの基準としてわかりやすいのは、シリーズで揃って動いているかどうかだと思っています。
シリーズでそろって動く=機嫌がいい
シリーズで動いているというときは、その方向性は信頼性が高い事が多いです。シリーズで動いているようなときは少なくとも逆張りはせずに、順張り方向に乗っかるとすんなり利が乗りやすいです。
機嫌がいい時は、多少含み損になっても耐えていい
シリーズで動いている場合は、含み損になっても耐えてもいいという視点を持つこともできます。信頼できる方向性に乗っかっているのであれば戻しは一時的な逆行で押し目もしくは戻り目である可能性のほうが高く、結果順方向に伸びてくれるからです。
個別チャート・単体だけで動いている=機嫌がイマイチ
逆に単体の個別チャートだけで動いている場合は、そんなに伸びない事が多く長くポジションを保有しているのはリスキーです。突然吹いたり、反転したり暴れん坊のようになったり、クソ相場や汚いチャートになったりする可能性もあります。
個別チャートだけのときは機嫌がイマイチなんだなということで、距離を置くほうが無難です。対人関係と一緒です。機嫌が悪い人の近くにいると八つ当たりやもらい事故みたいなことが起きると思っておくとよいです。
単体だけで動いている時はなにかに引っ張られやすい
単体だけで動いているときは、何か他の通貨にひきづられて動いていたり、突然ひっぱられたりすることがあるのでそういう視点で見ておくのが良いです。
- ドル円のほうに引っ張られるかもな
- 株価のほうに引っ張られるかもな
というような視点をもって接しましょう。
誰が何に影響されているかをよく観察する
及川式天才チャートでは10通貨の銘柄を監視しますが、通貨の相関と強弱を見るときにただ強い弱い、相関が聞いている以外に以下のことを観察するとよいです。
- だれが何に影響されているか
- どれかに引きづられていないか
をよく観察するようにしましょう。パターンとしてはだいたいこんな感じ。
- ドル円に引きづられている
- 株価に引きづられている
- オージーに引きづられている
- ユーロに引きづられている
- ポンドに引きづられている
このあたりをうまく通貨相関と強弱を絡めてみれると多角的な視点でトレード展開できると思います。
影響を受けて動いている通貨を見つけられれば、方向性が読みやすくなる
まとめ
- トレードで重要なのは方向性
- 方向性が合っていれば相場に助けてもらいやすい
- 方向性が合っていれば伸ばそうかなとか耐えてもいいかもなという視点を持てる
- シリーズでそろって動いている場合は方向性に信頼性が高い
- 単体で個別で動いている場合は疑心暗鬼。あっちこっち振り回されるかもしれないという視点を持つ
- 単体での動きはそんなに伸びない
- シリーズでそろっている場合は少なくとも逆張りはしない
- 誰が何に影響されているかを見つけよう
- 誰かに引っ張られていないか、影響を受けて動いているのではないか
- 見つけると方向性を掴みやすい
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