【引き分けにもっていく】上手に負けよう!勝ちもしないし負けもしない!負けにくいトレード【ドローの概念】
世の中のトレードの勉強は、勝てる手法や勝ち方についての内容がほとんどだと思います。
及川さんの「トレードは勝ったり負けたりしながら資金を増やして行くゲーム」という格言からもわかるとおり、勝率100%というのはありえないので、上手に負けることが重要だとも言っています。
今回は及川語録にある「ドローの概念」についてのTipsです。
トレードで難しいのは勝つことよりも上手に負けること
トレードで勝ててないという人も多いと思いますが、1回も勝てないという人はいないと思います。それ相応の努力や勉強をしてトレードをしている方は、徐々に勝てるようにはなってくるはずです。でも次のようなことも多いはずです。
- 1回の負けで全損する
- 1回の負けで数日分の利益を吹っ飛ばす
- 負けが大きくてふりだしに戻る
結果、トータルでは負けのままで勝ちきれていない…。そこそこトレード歴が長く経験を積んでくると勝ち方はわかってくるけど負け方が難しいということに気づくと思います。
ある程度は勝てる、でも負けると大きい。
ここさえクリアできれば、もう少しブレイクスルーできそうですよね。
負けが大きくなるのはなぜか
もちろんスプレッドや手数料などの分はありますが、負けが大きくなるのはやはりメンタルが全てじゃないかと思います。トレードで負けると次のような行動を誘発しがちです。
- 普段トレードしないようなところでエントリー(根拠があいまい)
- 乱射、根拠のないドテン
- 往復ビンタ
- 一か八かのギャンブルトレード
僕はどれも経験ありますし、いまだにやってしまいます・・・。
上記のパターンはすべて「冷静さを欠いている」に帰結します。
結局「勝ち」を継続できていない理由はこれしかないですよね。
普段勝てているのに、負けトレードをさらに悪化させて被害を膨らませてしまう。
メンタルが正常であれば普段は勝てているのですから、つまり負け方が下手なんです。
上手に負けるには。ドローの概念
勝つことばかりに目が行きがちなFXトレードですが、大事なのは負け方。
資金を守って負けたときの被害をいかに少なくできるか、平常メンタルを維持できるかが鍵です。
思った形になってなかったらいったん逃げる
エントリーして思っていた形にならなかったら、逃げることを考えて立ち回ることを及川式ではドローの概念と言っています。20分たってもシナリオ通りのトレードになっていない場合はなにかおかしい、危険だと考えます。(及川式20分ルール)
そういう場合は、いったんトレードを終えてしまうのがよいです。
できれば微益で撤退か、プラマイゼロでポジションと切ってしまうのが理想ですが、マイナスでも少ないうちに逃げてしまおうというのがドローの概念です。戦略的撤退ですね。
FXトレードは勝ち負けしかないものですが、そこにドローという概念を持って立ち回りを考えていくと少なくとも大負けはしないトレードが身に付いていくと思います。
負けが少なければ普段勝っているトレーダーはおのずと資金がたまっていくはずです。
まとめ
- トレードは勝ったり負けたりしながら資金を増やして行くゲーム
- 勝ったり負けたりするのが健全なトレーダーである
- トレードで難しいのは勝つことよりも上手に負けること
- 大負けの原因はメンタルが全て。
- 負けが負けを誘発する。冷静さを欠くと沼にハマる。
- メンタルが正常なら勝てる
- エントリーして数分で思った形になっていなかったらいったやめる
- 20分たっても形がよくないなら撤退しよう
- 勝つでもなく負けるでもなく、ドローの概念を持って立ち回ろう
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