仕掛けが早くて苦労するポジポジ病の人必見!フライイングエントリーの解決方法
FXトレードで負けるパターンで多いのが「仕掛け(エントリー)が早い」こと。僕もこれで何度も負けてますし、負けの理由のほとんどがこれじゃないかというくらい多いです ^^;
今回はフライイングでエントリーしてしまわないようにするための解決方法について深堀りしていきます。
仕掛け(エントリー)が早くなる理由
トレード経験者であれば誰もが以下のような経験をしていると思います。
・エントリーしていれば勝ててた(爆益取りそこねた)
・思っていた方向に伸びた(やっぱりな!僕言いましたよねー!)
このようにそもそも仕掛けが早くなる理由は「機会損失したくないから」です。チャートが「伸びるんじゃないか」「置いていかれたくない」と思うからですね。損をしていないのに損をした気分になるから。
指をくわえてチャートが伸びるのを見ているしかないといったこのような経験は悔しいですよね。このような経験からチャートを見ていると、これはあのときのパターンだ!と記憶がよみがえって「またエントリーが遅れてしまっては損をしてしまう」という考えになります。
これがエントリーが早くなる理由でメカニズム。
冒頭でも述べたとおり、いまだに負けのほとんどの理由はこのフライイングによるもので、仕掛けが早いと苦労する事が多いです。エントリーが早いと、本来耐えなくてもいいところで耐えたり、損着られてしまうからです。
わかっちゃいるけどやめられないのがむずかしいところです。
フライイングを解決するには?
この問題を解決するために、エントリーするパターンをまず2つに分けて考えるようにします。仕掛けが早いときはだいたい「これなんとなくいきそうだな〜、伸びそうだな〜」というときですが、下記の基準でトレードシナリオを明確に区別します。
- 苦手なチャートパターンのとき
- 得意なチャートパターンのとき
苦手なチャートパターンのとき
チャート形状があまり得意じゃないパターンの時や、これエントリーしてもいいかな〜?という迷いがあるような時は、ローソク足1、2本は見送ってからエントリーする、もしくはローソク足が節目のラインを抜けて戻ってきたときにエントリーをするというようにします。
「こんなの当たり前じゃん」と思いますが、わかっていてもできないのが相場の魔力でチャートを見ているとついつい手を出してしまうんですよね。とにかく苦手なチャートパターンかどうかをちゃんと自分で認識できるかが重要なポイントです。
苦手なチャートパターンのときは、待っていると、引きつけたいと思っていた位置までくることのほうが多いです。
苦手なチャートパターンのときは、しっかりひきつけてからエントリーする(水平線やMA付近まで近づくまで待つ)
得意なチャートパターンのとき
これに関しては特に言うことはないのですが、今見ているチャートが、自分のエントリーの得意パターンであれば、強気で多少仕掛けが早くても大丈夫ですよね。得意なパターンは負けにくいパターンのはずなので、天才チャートヲ使っているのであれば、多少逆行されても耐えれる場所だと思います。
得意パターンであれば、強気で多少仕掛けが早くてもOK。逆行されてもある程度耐える
チャート監視中のメンタルは余裕をもつべし
エントリーが早い理由は「機会損失してしまうかもという不安」ですが、以下のように考えるようにしましょう。
そのままチャートが伸びてしまっても構わない、チャンスはいつでもやってくる。
チャートが行かれたら、そのまま行かしておけばいいんです。もっといけくらいに思っておきましょう。往々にしてチャートは戻ってくるもので、そっちのほうがオイシイ場面なんだと考えておきましょう。
チャートが伸びたあとの押し目、もしくは戻り目を狙うほうが着実に利益がとれます。
伸びたあとの押し目、戻り目がオイシイ場面
押し目と戻り目を狙うことの優位性が高い理由は、チャートの形成が「2回目以降」だからです。
初動は疑心暗鬼でそんなに伸びない
チャートが動き出した初動というのは「これほんとに伸びるのか?」と相場参加者はまだ疑心暗鬼の状態で市場の総意がまだ弱い状態です。
2回目以降の動きは総意が反映されやすい(確実性が増す)
ですが、そのあとの押し目や戻り目というのは、初動で勢いを確認できているので「これ伸びるやつだ」と参加者が判断して市場の総意が加速します。
この原理を知っていると、エントリーを待つ余裕のメンタルでチャートを見ることができると思います。「儲かる場所は次の場面だ」ということがわかっているので、むしろいったん伸びてくれて構わないと余裕な気持ちで自制できるようになります。
まとめ
FXトレードにおいて「待つ」という行為がとても重要で、一番むずかしいと言われますよね。
ここで自制できるトレーダーが勝ち続けられるトレーダーになれるんだと思ってます。
- 仕掛けが早いのは、機会損失したくないから
- 解決方法はエントリーパターンで分けて考える
- 苦手なチャート形状のときは、しっかりひきつける。
- 得意なチャート形状のときは、仕掛けが早くてもいい
- チャートは伸びたあとの押し目、もしくは戻り目のほうがオイシイ
- 儲かる場所は次の場面なので、いったん伸びてくれて構わないというメンタルが大事
- 初動は疑心暗鬼、2回目以降は着実性が増す
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