【エスカレーターの向きはどっち】たったコレだけ!環境認識でロング(買い)かショート(売り)で迷った時の考え方
いざトレードするぞ!と環境認識したときにロング(買い)かショート(売り)迷うときありませんか?いまいち方向感がないとき、相場がどちらに伸びそうかよくわからないとき。
そんなときは本来トレードすべきではないですが、チャンスがあれば初動に乗りたい!
今回は相場の方向性を判断する考え方を紹介します。
いまエスカレーターはどっちの向きか
及川先生がYouTubeの動画のなかでたびたび発言しているのを聞きます。
いまエスカレーターはどっちの向きなのか。
相場に助けてもらいやすいのはどっちか。
天才チャートは5分足のチャートになるのでトレードに集中すると近視眼的になってしまい視野も狭くなりがちです。近視眼的にチャートを見ると、値動きに翻弄されて右往左往させられてしまうので、チャートを少し大きい目線でみるようにすると「エスカレーターの向き」の判断がしやすくなります。
エスカレーターの向きとは
今現在見ているチャートが上げ基調なのか、下げ基調なのか。相場の方向性。
大きな流れの中の一時的な逆行もあるので、いまどちらの趨勢が有利なのかを意識することです。
そんなのわかれば苦労しないよ、というのはもちろんです。天才チャートではどこでエスカレーターの向きを判断するかを考えていきます。
天才チャートで見る相場の方向性
天才チャートで方向性を見るのは上位足の移動平均線です。基本は3つの移動平均線で方向性を見ます。及川式天才チャートの上位足はマルチタイムフレーム移動平均線です。
黄緑カクカク線の向きが上げなのか下げなのかが天才チャートで一番重要になります。
まずは黄緑カクカク線。
ただしローソク足と黄緑線が近すぎるとMAが効きが悪く、機能していない場合があります。機能していない場合はふにゃふにゃした線になったり、カクカクの角度がゆるくなっていきます。その場合はさらに上位足の移動平均線を見るようにします。
これらのMAの向きが揃っていれば心強いですよね。
及川式の天才チャートでのデイトレの基本は20分程度で20〜40pipsを取りに行くスタイルですが、基準にするMAの向きや角度によって「どのくらい時間をかけて利益を取りに行くのか」も考慮が必要です。
時間足の長さを考慮してトレードの戦術、シナリオを構築しましょう。
エスカレーター(トレンド順方向)に乗るには
天才チャートでエスカレーターの向き(トレンドに対して順方向)に乗っかるには、先述した3つの上位足MAにローソク足がタッチしたところからの逆張りが有効です。
簡単に言うとMAの形を見て押し目買い、戻り売りになります。
ローソク足とは逆行している上位足MAとは逆行しているローソク足がMAにタッチするところからのエントリーとなります。たとえばこういう場面です。
この時は茶色のカクカク線と青色カクカク線が下りのエスカレーターだと判断しました。黄緑線はふにゃふにゃしているので機能していないどっちつかずの状況。ローソク足が逆行して青色カクカク線にタッチしたところでエントリーしています。
戻り売りです。
(※ただダブルボトムになっているのが気持ち悪かったので、長く保有せずに逃げました)
売り向かう、買い向かう
下りのエスカレーターのときに、ローソク足があげてきたなら
節目となるラインでショートして、売り向かう。(戻り売り)
上りのエスカレーターのときに、ローソク足がさげてきたなら
節目となるラインでロングして、買い向かう。(押し目買い)
エスカレーターの向きに逆らってエントリーをすると、売り疲れ買い疲れが発生したタイミングで一気に逆向きのポジションが刈られてしまうので、なるべくエスカレーターの向きに逆らわずにエントリーすることが重要です。
下手なところで損切らない
エスカレーターの向きに乗っかると、ある程度は強気でポジションを保有しておくという余裕もでてきます。方向性さえ掴んでいればポジションが多少踏まれても耐えていれば戻ってくる可能性が高いからです。方向性が合ってるのに下手なところで切らされないようにしましょう。
まとめ
天才チャート エントリーチェックリスト
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