【トレードビジョン】20分後どうなってる?天才チャート20分ルールの活用で未来を見据えた逆算トレード
及川式天才チャートでのデイトレには「20分ルール」というものがあり、天才チャートで勉強しているほとんどの人は知っていると思います。この20分ルールをトレードに活用できているかどうか。今回は20分ルールの使い方を少し掘り下げていこうと思います。
20分ルールとは
及川語録にもありますが、20分ルールとはその名称のとおり、エントリーしてから20分前後で20〜40pips程度の利益をとるトレードを理想としたトレードビジョンが元になっており、20分後には(もちろんプラス収支で)トレードを終わらせるイメージを持ちましょうというものです。
元々天才チャートは短期デイトレ用に20分〜30分でトレードするのに特化して設計された5分足チャートなので、天才チャートでトレードするなら20分ルールは相性ばっちりのトレードビジョンです。
リマインダーとしての役割
この20分ルールは、たとえば20分経っても思ったとおりの形になっていなかったり、マイナス収支になっていたりすると「なにかおかしい、危険かも」というリマインダーやアラートとしてトレードに活用する場面が多いと思います。
20分後どうなっているかをイメージしたトレード
リマインダーとして20分ルールは有用ですが、エントリーして20分経ったときにどうするかを考えるのではなく、最初から20分後に具体的にどうなっているかをイメージした上でエントリーしておくとさらに有効な使い方となります。
トレードで重要なのは想定と対応
トレードは生じた現象に対応する競技です。あらかじめ「こうなったらこうする」を「決めておく」ことがトレード成績を左右する要素の一つだと思います。
- 20分後にはここまでチャートが伸びているはず
- 20分後は何時か?人が増える時間?減る時間?経済指標ないか?
- 20分の間にすんなり勝てるイメージ、手こずるイメージ、最悪のシナリオ
などなど、20分後をあらかじめ逆算していくつかのシナリオと想定をイメージするようにしましょう。
20分を忘れないために
天才チャートは5分足チャートです。つまりローソク足4本でイメージどおりのトレードができるかどうかです。本数で考えるとめちゃくちゃ短いですよね。ローソク足4本ではありますが、トレード中はいろいろな思考がめぐりついつい忘れがちになるものです。忘れないようにするための対策は以下です。
20分後のチャート上に垂直のライン(縦のラインを引いておく)
単純です。視覚的にわかりやすいようにローソク足4本分のところに縦ラインを置いておきましょう。5本目のところにおくと最後の15分〜20分の邪魔にならないのでよいかもしれませんね。
スマホでタイマーかけておく
こちらも単純ですが、エントリーするときにスマホやPCでタイマーをかけてアラートがなるようにするのもよいですね。
まとめ
- 天才チャートは短期デイトレ用に20分〜30分でトレードするのに特化して設計されている
- 20分前後で20〜40pips程度の利益をとるトレードが理想
- 20分経ったときに思ったのと違う動きをしていたら警戒が必要
- 20分経った時にどうするかを考えるのではなくあらかじめ20分後の未来でどうなっているかをイメージしてトレードすると慌てなくて済む
- エントリーしてからの20分間はこうなったらこうするを決めておく
- 20分はローソク足4本分。ローソク足4本分の動きを複数のシナリオで想定しておこう。
- 20分忘れないようにするのは垂直線を引いてからトレードする
- スマホでタイマーかけるのもよし
天才チャート エントリーチェックリスト
-
前の記事
及川式デイトレを天才チャートでやるなら意識したい「今」シリーズ 2022.08.24
-
次の記事
オージーテクニカルのパターン考察!キーとなる通貨はオージードル(AUDUSD) 2022.08.29