意外と使える天才チャート水色線（５分足の５SMA）４つの使いドコロ

今回は天才チャートで最も短期の移動平均線、水色線についてのTipsです。あまり使い所がないようなMAとおもいきや、意外にあるんです。
まずは天才チャートのMAからおさらいしておきましょう。

天才チャートのMAのおさらい

水色線は５分足の５SMAです。かなりの短期MAなので、天才チャート上でローソク足とかなり近い位置で表示される移動平均線になります。

天才チャートのMAの説明は及川先生のFXism所属の FXVtuber リオンちゃんの動画がわかりやすいので貼っておきます。8:20秒あたりから天才チャートのMAについて解説してくれています。

さらに深く天才チャートのMAについて知りたい場合は以下の記事で詳しく解説しています。

ではMAのおさらいが済んだところで使いドコロを紹介していきます。

５分足上でのトレンドの強さ、勢いの判断に使う

数値が短いMAはローソク足への反応が早いので水色線（５分足の５SMA）は、５分足チャート上でのトレンドの強さや勢いの判断に使えます。勢いが強い時は水色線がローソク足をキレイに支える形で伸びていきます。

下記の【絵】を見るとかなり下への勢いが強いことがわかると思います。このように勢いが強い場合はローソク足が水色線にぴったりと寄り添って、水色線がローソク足と近い距離で動きます。

ポジション保有中、継続するかしないかの判断に使う

ポジション保有中の場合は、水色線を軸にそのポジションを継続して保有するのかしないのかの判断に使うことができます。判断の仕方は「水色線をローソク足実体で割ったら」になります。

水色線がローソク足実体を割ったら利確

先程の【絵】のように水色線がピッタリと寄り添って動いている間はポジションを保有して伸ばすところまで伸ばすというチャレンジをしてもOKです。ただし水色線がローソク足の実体を割って戻ってきたときは、勢いが終わった可能性があるので、そこでポジションを手放しましょう。

押し目買い、戻り売りのポイントとして使う

勢いが強くてなかなか押し目や戻り目をつけてくれない時は、指を加えてみているしかない…という経験ありませんか？及川式デイトレの弱点でもある「伸びちゃったところから入れない」という場面で水色線が役に立つことがあります。

天才チャートはマルチタイムフレーム移動平均線の黄緑カクカク線（15分足の10MA）や青色カクカク線の１時間MAのタッチで押し目買いや戻り売りを仕掛けることが多く、基本エントリーパターンもそのようになっています。

ですが、トレンドの勢いが強いときというのは、黄緑線や青の１時間MAのタッチを待っていても戻ってきてくれません。そこでこの水色線を活用します。
水色線はローソク足への反応が早いので、この水色線まで戻ったところをエントリーポイントにしてスキャルで取りに行く戦略が可能です。

逆張りに使う（弓矢・ゴムパチンコ銃）

水色線がぐわっと伸びて先行した場合、その反動で戻しをつけてくることがあります。このときに逆張りで１、２本で終わらすイメージでエントリーするとスキャルで取ることも可能です。ローソク足から乖離した水色線が収れんしていく部分を狙う形になります。

下記の【絵】でいうと下のあたりで水色線からローソク足がいったん「ぎゅーん」と離れているところ「ここから」となっているところで、逆張り（ロング）をして、

ローソク足まで水色線が戻ってくるところ「ここまで」となっているあたりまでを狙う感じです。

イメージとしては弓矢やパチンコ銃です。弓矢は弓の反動を使って矢を打ちますよね。パチンコ銃はゴムの反動を使って玉を撃ちます。それと同じイメージでぎゅーっとローソク足が伸びてその反動でもどってくるトコロです。

この弓矢・パチンコ銃は勢いよく伸びたときに出る場面です。40pips 以上一気に伸びたときとか。前回安値とか何かしらの抵抗体がある辺りで出ると信頼性が高いかも知れません。ただしこれは逆張りなので、長くポジションを保有するトレードではないところだけご注意を。

「逆張りは利をすくう」で、ローソク足1本、2本でプラスになっているか、長くても3本で終わらすイメージでシナリオを考えておきましょう。

まとめ