儲かりそう!ではなくどうなったら負けるかを考えたトレード【負けの想定】
- 2022.06.27
- 及川語録・格言
- どうなったら負けるか, どう負けるか, 上手に負ける, 負けにくいところはどこか
トレードするときにチャートをどういう視点で見ていますか?
どこか儲かりそうなところはないか、どこかエントリーできる場所ないか、という視点で見ていることが多いのではないでしょうか。
少し視点を変えるとトレード成績の向上につながるかもしれません。
今回はそんなハナシです。
前のめりなトレードはよくない
トレードの成績が向上してくると気分がいいですよね。ついついもっとトレードで稼ぎたい、儲けたいと思ってしまいがち。チャンスでもないところ、無駄なところでのでエントリーしてしまったり、ポジポジ病になってしまったりもします。
トレードは前のめりではいけない。儲かりそうという考えでトレードしてはダメ。
「やってやってもいい」でやるのが及川式です。
勝てそうなところではなく、負けにくいところでやる
「勝てそう」という視点も悪くはありませんが、どちらかというとこの視点は「前のめり」気味な視点です。これにプラスして「負けにくいところはどこか」という視点をもって相場を見るとよいです。
「勝てそう」かつ「負けにくい」ところでトレードする。
「勝てそう」かつ「負けにくい」ところというのは、盤石な根拠が揃った証拠です。
今からやるならどう負ける?どうなったら負けるか
どうなったら負けるか、どう負けるかを常に頭に入れておくとトレードの最中に、ポジションが逆行したり、一時的な値動きにも慌てず、冷静に対応ができます。トレードはメンタル的な要因が勝敗を制するといっても過言ではないので、トレードの最中に冷静でいられるというのはかなりのアドバンテージです。
どう負けるのか、負ける場合はどういう負けがいいのかを考えておくことで、対応力に差がでます。
待ちすぎ注意!石橋を叩きすぎるとチャンスが減る
「勝てそう」かつ「負けにくい」ところを厳選しすぎてタジタジ病になってしまうのはよくありません。盤石な状況が整うまではエントリーしないというように、「待ちすぎ」もチャンスが減ってしまうので微妙です。
負けにくいところでトレードするのが理想ではありますが、チャンスが来るまで待つ、盤石な根拠が揃うまで待つとなると、どうしてもチャンスは減ります。
待つのは重要ですし、トレードは待つのが仕事とも言いますから考え方によっては問題ないのでしょうけど、天才チャートでの及川式では短期デイトレのためチャンスがあったら入りたいですよね。
なので、
負けを想定して戦う。上手に負ける。
負ける時は負けるので、はじめから負けも想定しておいて、打診エントリーするなど自分の性格やメンタルに合わせて折り合いのつくところでうまくトレードしていきましょう。つい勝つことだけにフォーカスしてトレードしてしまいがちですが、負けるのなんて当たり前にあることです。
上手く負けることにも意識を向けてエントリーするといいです。
ドローの概念、引き分けに持っていく
及川語録に「ドローの概念」という言葉がありますが、引き分けに持っていくにはどうするか、どうしたら今のポジションが救済できるのか、損失の傷を浅く済ませるにはどう立ち回るのがいいかを考える癖をつけましょう。
まとめ
天才チャート エントリーチェックリスト
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