【及川式鉄板エントリー】ただのMAタッチではなく下げ止まったら買う、上げ止まったら売る
水平線やライン、レジサポなどの節目に到達したらエントリーというのは教科書どおりのトレードですよね。
おなじく及川式の基本トレード手法のなかに鉄板エントリーがあります。逆行上位足のMAタッチでエントリーというものです。
ただこの手法も単にMAにタッチしたらエントリーだと精度が落ちます。どういうところに注意してエントリーするのかを解説していきます。
逆行上位足とは
ローソク足の方向とは逆に向いてる1時間足や黄緑線のことを言います。
詳しくは「天才チャートの移動平均線(MA)解説」で解説していますのでそちらも合わせてどうぞ。
下記のチャートでいうと青いカクカクした1時間足の10MAが逆行上位足です。
きれいな下降の階段形状になって降りてきてるのがわかると思います。
対して、ローソク足はなんども上に上がろうとしては、抑えられてまた下がってを繰り返しています。
ただのMAタッチでエントリーすると怪我する
下記チャート図に①と②と番号を振ってあります。
それぞれどちらも逆行上位足のMAタッチした場所になりますが、違いがわかるでしょうか。
エントリーしていいMAタッチと、エントリーしてはいけないMAタッチです。
エントリーしていいMAタッチ(行っていいMAタッチ)
先の図のチャートで①番のところは鉄板パターンです。
上位足MAが「しっかりとローソク足を抑えて」何度も反発したのちに崩れています。
MAにタッチしたときに上げ止まりを見せているのがわかりますよね。
これが行っていいパターンです。
エントリーしてはいけないMAタッチ(行ったらだダメなMAタッチ)
そして②番はMAにタッチしてますが、そのままぶち抜いてしまっています。
まったくローソク足を抑えている気配がありません。上げ止まりが一切ないので、ここではエントリーを見送るほうが無難です。
もちろん①番②番のような形状になってMAにタッチしたタイミングで、及川式環境認識「いま何時か」と「通貨相関・通貨強弱」は常に考慮してトレードするのが大前提です。
行っていいMAタッチと行ったらだダメなMAタッチの違い
ローソク足の動きの違いがあることはわかったと思いますがもうひとつ違いがあります。
それはMAの密集度合いです。
①番は各種のMAが密集しています。密集(収縮)してからの拡散の形になります。
②番はMAの位置が離れています。そして水色線と黄色線がクロスして戻ってきています。これを及川語で「もっさり戻し」と呼んでいます。
なるべくMAが密集しているところを狙うのがコツのひとつで、もっさり戻しのところは見送る、これを覚えていればだいぶ精度の高いエントリーができると思います。
まとめ
逆行上位足MAタッチはただタッチしたところでエントリーするのではない。
ローソク足が逆行上位足にどうやってもどってきたかを確認する。
タッチしたときにローソク足がどう動いたかを観察する。
下げ止まったら買う、上げ止まったら売る。
MAが密集してるところでのエントリーはいい。
もっさり戻しのところは見送るほうが無難。
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