チャート推移プラス時間で考える巻き戻し逆張り【新値つけないトコロを狙う】

及川先生の公式YouTubeの動画の中で「巻き戻し狙えるところないかな」と言っている場面がありますよね。今回は「巻き戻し」について考えていきたいと思います。

巻き戻しとは

「巻き戻し」とはある程度チャートが伸び切ったあとの反転のことを指しています。及川先生の動画だと勢いよく下げたチャート形状のときに使われることが多いと思います。下げに下げきった状況での反転狙いなので、エントリーする方向はロングでの逆張りを狙う形になります。

場面としてはもう伸びてしまっていまからじゃ入るところないよ、という場面である条件がそろったらやってやってもいいでやるかんじです。及川式天才チャートでのデイトレはチャートがいってしまったら追っかけでエントリーできないという弱点がありますが、じゃあ入れないなりにやるならどこ？という場面が「巻き戻し」です。

巻き戻しが起きる条件は「チャート推移 + 時間」

巻き戻しの条件のひとつはまずは「チャートの推移」です。
ある程度下げたところが狙い目なのでキレイなチャート形状で下げているところを探しましょう。青いカクカク線と黄緑カクカク線がキレイに階段状になって下りのエスカレーターの形がきれいなところ。趨勢として下げたなぁ〜というチャート推移で動いていたところ。

そしてもう一つは「時間」です。
公式YouTubeの動画の中で「時間帯で巻き戻しができるところがないか」と及川先生は言っているとおり、時間が重要なファクターになってきます。

巻き戻しが起きる時間帯

天才チャートでの及川式デイトレの基本は、市場参加者が増える時間帯にトレードすることに重きを置いています。これは「人が増える＝出来高が出る、トレンドが出やすくなる」というロジックに基づいたものです。

巻き戻しはこれを逆手にとって考えると腑に落ちます。「人が少ない時間＝チャートは伸びない、相場は動かない」ものなので「伸びない＝新値をつけにいかない」

つまり勢いが落ちてくる、もしくは勢いがあるわけでもなさそうな時間帯を狙えばいいわけです。

市場の午後や閑散時間を狙う

勢いが落ちてくる、もしくは勢いがあるわけでもなさそうな時間帯とはいつか。相場から人が離れる時間は市場の午後以降と、市場のクローズの時間が近い残存時間が少ないときです。具体的には以下の時間帯。

これらの時間帯は市場参加者が増えにくい時間帯なので逆張りを検討してみてもいい時間帯です。そこに加えて先述したチャートがどういう推移をしてきたかの「形状」をよく観察して巻き戻しを狙いましょう。

巻き戻しは逆張り。逆張りは利をすくう。

巻き戻しは反転狙いなので逆張りになります。及川式天才チャートでの逆張りは利をすくうが鉄則です。身分相応の立ち振る舞いをするように気をつけましょう。

逆張りはポジションを長くもっちゃダメ。
ローソク足２〜３本でイメージどおりに反転しない場合は逃げましょう。

巻き戻しは反発すると強いのでタイミングが合えばローソク足２〜３本でそこそこ利益が取れるはずです。間違っても利を伸ばそうとしないこと。

まとめ