【勝ち逃げの秘密】市場オープン直後の動きは大きく分けて2種類!一度上げ切らないで下げたのがまた再度上げに行くことはなかなかない
及川先生のYouTubeでは、トレードで勝って終わる動画がほとんどです。
(たしか負けて終わったのは1回くらい)
なぜ及川先生は1日のトレードを必ず勝ちで終わらすことができるのか。
勝ち逃げの秘密は、相場の特徴と波の捉え方そして時間帯管理にヒントがあります。
相場の特徴を知った上での戦略
欧州市場を得意とする及川先生曰く、相場は必ずどこかのタイミングで「見せ場」が来るものとのこと。どこかのタイミングでチャートが伸びるという前提を相場観として持っているということですね。欧州であれば市場開始からおっぱじまったらまず大きく分けて2種類の動きがあるそうで、大きく分類すると以下2つの動きになるようです。
- 上げて下がって、上がり直す
- 上げて下がって、そのまま下がる
おっぱじまったら、ということなのでレンジの場合は上記の限りではありません。上げて下げてというのも逆に置き換えれると思いますのでとりあえずシンプルに考えると2つ。
波の捉え方、及川先生の名言
一度上げ切らないで下げたのが、また再度上げに行くことはなかなかない。
上げ切らないで下げたのが上がりなおすことはない。
おっぱじまったときに上げ基調なのか下げ基調なのか、相場の趨勢を見て方向性とか方向感を掴めたら優位性が高く、スンナリ利益がとれるトレードができそうですね。上記の及川先生の名言のとおりで相場の癖や波の動き方をある程度知っておけば「こうなったらこうする」という対応ができるはず。
勝ち逃げの秘密はフェーズ分け
及川先生が1日のトレードを必ず勝ちで終わらすことができる勝ち逃げの秘密は前述の相場観と合わせて、時間帯でフェーズを分けてトレードしているからです。下記は公式YouTube動画の中でピックアップされたコメントです。
まず時間帯を区切り、
その中でプラス収支を目指すスタイルにするとどうかな?です。具体的には
1.16~19時くらい
この中で初回だろうが損切り後の取り返しトレードだろうが
プラ転した時点でいったん終了。
例えば初回トレードで利食いが出来たらもうやらない。2.その次に「やるとしたら」20時~21時のレンジ狙い
一番伸びたモノのレンジにハマる時間帯を逆手に取り
「下がったら買い、上がったら売る」をスキャルで。3.NY時間でのメイントレード
欧州時間の序盤って、
そのまま伸びるトレンドが始まるか、
そうではなく、一度一方に伸びかけるモノの伸びきれず
反転先に伸びるトレンドがスタート、の大きく分けて2種類あると思うんです。で、我々の場合、上手くいけばそのどちらも利食えます。
しかし、そのまま2度目をやる場合、
後者だと損切りとなり、3回目をやらねばならぬ展開になるわけです。後者のケースで一度目が損切りになったとして、
その場合上記3度目が二度目となり、そこで取り戻せますので
つまり最初のトレードで利食えた際、いったんやめてしまうのが
日々プラス収支を継続するには合理的ではないか?
これが僕の考えなんです。ちなみに上記の「前者」の場合、
利食い後にさらに大きく伸びるわけで、
そこを取り逃すことで損した気持ちにもなりますが、本気でそこを狙うのであれば、
MAから離れた位置からでも水平線管理で順張りする方が
むしろ大きな利益を狙えるようにも思います。ただし、それをやるのであれば
MA戻りまで耐えるなどはしないなどの方針が重要となります。水平線管理で伸びるトレンドの「その先」を狙う場合、
乖離したMAまでナンピンで付き合うと損失時がかなりデカくなるので
僕は「取り損ねで良い」を選択することが多いです。このように時間帯を区切り、
その時間帯の中でそれぞれ「テーマ」や「方針」を持つことで
時間帯またぎのダラダラしたトレードを撲滅出来るのではないでしょうか。
上記はこちらの動画の中で紹介されたもの。
もうふたつ、コメントピックアップを紹介します。
1.収縮から拡散、例えばブレイクなどで動き出し初動に乗れた場合は
「早三光こいなし」でいったん利食い
→一度戻されてから本番になったり
→一瞬の結果的にフェイク的な噴き上げでその後逆側に伸び、そっちが本物だったりする場合があるため。2.大きく伸びたあとの押し目や戻し目で、
我々にとってベターなタイミング(水平線など)でエントリー出来た場合は
なるべく目標値まで引っ張る
→ここはリミットを入れ「放置」もアリだと思います。
→例えば利食い目標が25PIPSの位置だったとして、含み益が10PIPSを超えた時点で同時に建値にストップを入れるなども良いと思います。これらは「マネジメント」の領域だと僕は思っています。
僕の場合、PIPS(縦軸)だけでなく保有時間(横軸)も意識してのエントリーが多く、
例えば20~30分以内での決着を図りたい中、
その時間内で利食い決着が出来ない場合微損や微益で逃げたりすることが少なくありません。勝ちでも負けでもないトレードとも言えることから
僕はこれを「ドローの概念」と呼んでいます。
>現実問題この超チキン利食いは継続しようと思いますが、この当たりのさじ加減について
↑僕のYouTube動画はチキン逃げが多いですが
ただし、繰り返しになりますがここ、動画だからの部分もあります。
YouTube動画はぶっちゃけ「早く終えて楽になりたい」という意識が強いので
利が乗ったら素早く逃げ、ややこしい展開に巻き込まれないことを一番に置いているんです。プライベートであれば
特に現在のような相場では強気で引っ張ることもありますので
そこは言わせておいてください。とは言え、僕の基本は
「20~30PIPS狙えそうな場面」に対し、1.サッと伸びたら10PIPS前後で時短決済(早三光こいなし)
2.30分や1時間刻みを超えての保有時は状況次第で目標まで粘ることもアリ
3.時間がかかり過ぎエントリー時点の根拠が希薄となりそうなら微益または微損でも逃げ健全なのは「サッと8~10PIPS」くらいではないでしょうかね。
この動画内で紹介されたコメントです。
動画内で紹介されている下記が最強にわかりやすいですね。
まとめ
及川先生のトレードは本当に一貫していてわかりやすい。どの教材、どの動画を見ても言っていることはいつも同じ。
- 相場はどこかのタイミングで必ず伸びる!
- 一度上げ切らないで下げたのが、また再度上げに行くことはなかなかない。 上げ切らないで下げたのが上がりなおすことはない。
- 勝ち逃げの秘密は各市場の時間帯でフェーズごとに区切ってトレードしているから
- 時間以外にも1トレードでの勝敗でフェーズ分けて戦略を変える
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