FX 天才チャートを使ったトレード手法・勉強方法のまとめ|自分用デイトレ大百科

及川式デイトレを天才チャートでやるなら意識したい「今」シリーズ

及川式デイトレを天才チャートでやるなら意識したい「今」シリーズ

及川式デイトレで最重要といってもいいかもしれない「時間」についてのTipsです。天才チャートを使う上で意識しておく必要があるので必見です。

今何時か

「今何時か」をなぜ確認するのかというと、トレードしていい時間かどうか判断するためです。及川式デイトレでは時間帯によって手法や考え方を変わります。

なるべく合理的な場面でトレードするのが理想だからです。
いつでもどこでもトレードするのは違うというのが及川式です。

トレードする上で合理的な場面とは

相場の分析はすべて過去のデータに基づくものです。インジケーターやツールもすべてそうです。過去のデータから導き出すもので、統計学が元になっています。テクニカル分析=統計学という図式になります。

確率論的に統計学というのはデータ量が多ければ多いほど信憑性が増すので、テクニカル分析が効く場面というのは、参加者が多い時間帯であるということになります。

相場に参加者が多い時間帯にトレードするのが合理的です。チャートは売り買いの需給が起きないと動きませんよね。相場参加者が多ければ多いほどチャートが動くということです。チャートが動かない時間にトレードしても利は伸びないのです。

相場参加者が多い時間にトレードする

及川式では以下の考えでトレードします。

人が少ない時間→人が増える時間は伸びやすい。
よって
少→増は順張り、増→少の時間は逆張りするのが合理的。

具体的な時間

市場の午前中は参加者が多く、午後になって市場クローズの時間に近づけば近づくほど参加者が減っていきます。トレードするなら市場の午前中がオススメとなります。

コレ以外の時間帯にトレードしてはいけないということではないですが、もし上記の時間帯以外の時間でトレードするときは、チャートがそんなに伸びないかもしれないことを前提にトレードすることです。

今からやるならどっち?

今からやるならどっちは「トレードする前」と「トレード中」は常に意識しておきたいことです。
ノーポジションだったらどうしてるか」と言い換えられると思います。

  • エントリーする場所か?
  • (エントリーするとしたら)買いか?
  • (エントリーするとしたら)売りか?

ゼロベースでフラットな状態でチャートを見た時にエントリーするかどうかを考えるということです。ポジション保有時の判断の手助けになる魔法のコトバです。状況を客観的に考えることができるようになります。

含み損に耐えてて、お祈りトレードしてることありませんか?
含み益になってどこまで伸ばそうかなと考えることありませんか?

含み損に耐えている時に、普段はこんなところからトレードしないよというのであれば、思い切って損切したほうがよいですよね。

含み益がある場合、今からでもまだエントリーするなという場所であれば、利を引っ張ってもいいと思いますが、今からは入らないというところであればいったん利確するという判断ができますよね。

今どういう立場?

自分の置かれている状況を客観的に見るようにしようということなのですが、トレードするにあたってはさまざまな状況があります。たとえばこんなかんじ。

  • ポジションを持っている/いない
  • 含み損を抱えている/含み益がある
  • 今日1回負けている/買っている
  • 逆張りしている/順張りしている

置かれている状況に対して対応をしていくのがトレードです。客観的に判断していくためのワンフレーズ。及川先生も動画の中で以下のようなことをよく言っています。

  • 1回負けている立場なので〜
    → 含み益になったら堅実に利食いしていく
  • 含み損を長く持たされてるので〜
    → プラマイゼロになったらいったん逃げる
  • 逆張りしている立場なので〜
    → 利を引っ張らずにスキャルで逃げておく

どれも「置かれている状況」に対して「対応」を確実に行っています。

この対応をおろそかにして、負けるとそこからメンタル崩壊につながり大負けしてしまうかもしれないので注意。正常なメンタル確保のために確実に今の立場をわきまえて行動することが重要です。大負けしないように勝ち逃げしていきましょう。

微益でも勝って終われば明日も戦える。たとえ1回のトレードで負けたとしても資金が残っていれば明日もチャレンジできるんだということ。これが及川格言にある「勝ち逃げ最強」です。

まとめ

  • 及川式デイトレで重要なのは「時間」
  • 今何時か、今かららやるならどっち?、今どういう立場?の3つは常に意識しておきたい
  • どれも客観的に自分の状況を鑑みるることができるフレーズである
  • 今何時かはトレードしていい時間帯かを確認する。参加者が多い時間にやるのが合理的。
  • 今からやるならどっちは、フラットな視点でチャートを見るための魔法のコトバ。
  • 今どういう立場はバイアスがかからないように、立場によって対応を変えるためのフレーズ。
  • 勝ち逃げ最強。状況を客観的に考えて行動しよう。

天才チャート エントリーチェックリスト

CTA-IMAGE 天才チャートで及川式短期デイトレを実践する上で、安定したトレードを実現するために僕が作成したエントリーチェックリストを公開しています。 項目にチェックをいれていくと「エントリーGo」のサインが表示されます。 エントリー時にはもちろんポジション保有時にも使えますのでぜひご利用ください。