誰にも教えたくない5分足のプライスアクション！ローソク足の伸びが加速するタイミング

及川式短期デイトレでは時間帯管理として「今何時か」を常に意識します。

時間帯によって相場がどういう状況になるかを考慮してトレードするためです。PCの時計表示だけだとトレードに集中しているとついつい見逃しがち。及川先生の動画でも「今何時か」を見落とさないよう時計のアプリが右下に表示してあると思います。

今回は、及川式デイトレを実践しているなかで僕が気づいた「時間帯」について紹介します。

及川式デイトレ 時間帯管理のおさらい

及川式の時間帯管理では、相場に人が増える時間帯にトレードするというのが基本で、今何時かによってさまざまなトレード手法があります。また、1トレードあたりポジション保有は20分程度で20〜40pipsくらいを狙う20分ルールをトレードスタイルとしています。天才チャートの設計・コンセプトのとおりです。

5分足チャートでローソク足が加速しやすいタイミング

5分足チャートで1時間ごとの区切りで見て、20分ルールを意識してトレードしているとローソク足が伸びやすいタイミングがあるなぁということに気づきます。以下の時間です。

お、いきなり伸びたなと思ったときに時間をみると、この時間であることが多かったです。
もちろん相場に絶対はないので、上記の時間でチャートが伸びやすい「傾向がある」という感じで見てもらえるといいと思います。

5分足の加速タイミングと20分ルールの合せ技

及川式20分ルールを適用するとしたら時間帯でエントリーもしくは利確のタイミングを合わせる、というシナリオが組めそうです。次の節目の時間に到達するときにどうするかを決めておく、という感じです。

たとえば5分にエントリーしていた場合は「20分」あたりでチャートが伸びるかもしれないと仮定しておきます。このとき含み損の場合「20分」のはじまりのプライスアクションを見て

・損が大きくなりそうなら逃げる
・逆にローソク足が加速して順方向に返ってくるかもしれないので保有継続

などのシナリオが組めます。

自分の売り買いの目線がテクニカル分析をして決まっているのであれば、上記の時間帯ぴったりでエントリーするのもありだと思います。

新しい30分で世界が変わる可能性

30分ごと、1時間ごとの切り替わりにも注意が必要です。
及川式では、これからはじまる30分で新たな展開に巻き込まれる可能性があるのでエントリー中は以下の対応をすることが多いです。

利が乗っている場合は、いったん利確する

新しい30分がはじまったときに状況が一変して含み益が減らされるくらいならいったん逃げて手堅く確保するというマインドです。チキン利確にもなりえますが、減るよりはマシという考え方です。

たいして利が乗ってない場合、は保有継続・続行

利が乗っていないのであれば、新しい世界から伸びることがあるので保有して様子見するという考え方。

含み損の場合は、保有継続・続行

含み損の場合は、新しい30分で流れが変わってプラスになる可能性があるので継続というマインドでトレードします。

複数ポジションのうち、含み益が一番大きいものだけを残して引っ張る

及川先生の動画ではそんなにないですが、分割エントリーで複数ポジションもっているうちの一番大きい利益の乗ったポジションだけを残して引っ張るという方法もあります。これは他のポジションで利益が確約している場合にさらに利益を伸ばす方法です。マイナスにはならない前提のポジションだと余裕を持って見ることができます。

20分以上保有しているポジションは具合が悪い

時間帯を気にしてトレードシナリオを組むのはいいとして、最も気にしないといけないのが「20分以上保有しているポジション」です。
天才チャートの設計上、20分以上保有しているポジションというのはあまりいい状況でないことがほとんどです。具合が悪いポジションです。

おそらく多くのトレーダーは、苦労しているポジションのほうが長く保有する傾向にあるので、20分以上は要注意という意識を常に持っておく必要があります。

まとめ

それではナイストレードを！