FX 天才チャートを使ったトレード手法・勉強方法のまとめ|自分用デイトレ大百科

レンジブレイクを見極める!?天才チャートでのレンジブレイクの戦い方【見極めない見極め方】

レンジブレイクを見極める!?天才チャートでのレンジブレイクの戦い方【見極めない見極め方】

レンジやラインブレイクでのエントリーは一般的かつ王道のエントリー手法ですが、ブレイクしたと思ってもダマシで戻ってきたり、ブレイクが不発だったりでスプレッド分負けて終わり、なんていうのはよくありますよね。

ブレイクするのかしないのかはっきりしない値動きをされるとツラい…
ということで今回は天才チャートでのレンジブレイク手法について考えていきます。

そもそもブレイクするかどうかはわからない

なんだよそれと思うかもしれませんが、大前提としてチャートの右側は誰にもわかりません。未来の値動きがどうなるかの予測ができれば楽に勝てますが、そうは問屋が卸さないのが相場です。

基本、値動きは読めません。読んでも無駄と言ってもいいかもしれません。

じゃあどうするんだよということになりますが、及川式では少し発想を変える必要があります。ブレイクを見極めるのでありません。「打診でエントリーしておいて、値動きを見て対応する」です。

レンジブレイクでのエントリーは大きく2種類あります。

  • 優位性が高い場面でチャレンジする
    (ブレイク前にエントリーする場合)
  • ブレイクしたという事実を元にトレードする
    (ブレイク後にエントリーする場合)

エントリーのタイミングが違うだけですが、天才チャートを使った及川式では、まずエントリーしてしまいます。そして「エントリー後の対応の仕方」がポイントになってきます。

優位性が高い場面でチャレンジする
(ブレイク前にエントリーする場合)

全てのトレード手法において言えることですが、優位性があるならやるしかないです。
ブレイクするかはわからないから極力、優位性の高い場面でエントリーしていくことになりますが、まだどっちにいくかわからないところでエントリーするのはリスキーですよね。

エントリーするとしても、ブレイクしてほしい、もしくはブレイクするだろう的な「願望エントリー」になるのはあまりよろしくないというのが本当のところですが、及川先生もYouTubeの動画でよく「これ負けるかもしれませんよ〜」とか「勝てるかわかりませんよ」と言いながらエントリーする場面があります。

どっちいくかわからないけど、見立てとして優位性の高いであろうところでトレードをしていることがわかります。及川式では「ブレイクするかも」でまず「打診でエントリー」してしまうんです。

エントリー後の対応

この場合エントリー後に考えられるシナリオとしてはいくつかあります。

  1. 予想通りブレイクしてそのまま伸びる
  2. ブレイクしたと思ったけどたいした伸びずにレンジの中に戻ってくる
  3. ブレイクせずにレンジが続く

予想通りブレイクしてそのまま伸びる

これは何も言うことがありませんね。御の字。

ブレイクしたと思ったけどたいした伸びずにレンジの中に戻ってくる

値動き次第では、いったん微益もしくはプラマイゼロで逃げる。

ブレイクせずにレンジが続く

不発だったということでこちらは微損で逃げるか、ナンピンしてプラマイゼロで逃げる。

と、言う感じです。もちろんほかにもいろいろな対応方法が考えられますが、要はどうなるかをあらかじめ決めておくことでレンジブレイクに対応するということなんです。

ブレイクしたという事実を元にトレードする
(ブレイク後にエントリーする場合)

レンジのときは天才チャート上であらかじめ、レンジの上限と下限に水平線を引いておきます。回数が複数当たっている安値、高値にラインを引いておき、そのラインをブレイクしたらエントリーしていきます。

上限と下限に引いた水平線を上に抜けたらロングだし、下に抜けたらショート。ブレイクしたという事実があるので、その事実に乗っかっていく形です。この場合のシナリオも似たような感じです。

  1. そのまま伸びる
  2. 戻ってきてレンジの中にはいってしまう

この場合の対応は前述の対応とほぼおなじになるので割愛します。

逆にいかれることを想定してエントリーする

ブレイク前もブレイク後のエントリーもどちらも最初のエントリーは「打診」です。どっちにいくかわからないけど、優位性の高いほうで一応エントリしているだけ。

一応エントリしておくのは、もしかしたら伸びる可能性もあるからです。エントリしないでそのまま行かれてしまってはチャンスを逃すことになるので、チャンスがあるならやっておく、というスタンスでいるのが天才チャートでの及川式デイトレです。

見極めるのはブレイクではなく、エントリー後の対応方法。ブレイクしようがしまいが、あらかじめどうするかを決めておくことに重きを置くのが天才チャートでの戦い方です。

及川語録「打診」で入り『確信』で増す

まず打診でエントリー。
ダメそうならナンピンしてプラマイゼロで撤退するか、微損のうちに逃げる。
イケそうなら増し玉(追い玉)する。

まとめ

  • 値動きは読めない
  • ブレイクするかは誰にもわからない
  • ブレイクを見極めるのではない
  • 打診エントリーで対応を考える
  • ブレイク前でもブレイク後でも対応を考えておく
  • あらかじめどうなったらこうするを考えておく
  • 打診で入り確信で増す

天才チャート エントリーチェックリスト

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