レンジの上限からショート、下限からロング。逆にいかれたらドテンの2WAYレンジ手法【どっちいかれてもOK】
- 2022.08.03
- トレード手法・技術
- レンジ手法, レンジの上限からショート, レンジの下限からロング, ドテン, 2WAY
天才チャートを使った及川式デイトレはトレンドがでないレンジ相場でも、ある程度の利益を狙うことができます。今回は天才チャートを使ったレンジでの戦い方についての小技Tipsです。
レンジは難しい
レンジ相場は右往左往させられるのでやりにくいですよね。レンジに巻き込まれるとだいたいこんなかんじ。
- 伸びると思っても伸びないのでスプレッド分でなかなかプラスになってくれない
- 伸びたと思ってもじわじわと戻ってくる、戻される
- 逆方向に急に伸びたり
- ブレイクしたと思ったらまたレンジの中に戻る
- ブレイクしたと思ってあとから見ると底値か高値を掴まされていた
レンジ相場の時は、下手なところで手を出すと往復ビンタを食らったりしてひどい目に合うこともあります。レンジに巻き込まれると翻弄されて負けやすいイメージがありますが皆さんはどうでしょうか。
僕は何度もボコボコにされました😅
レンジでエントリーするのはブレイク期待が多い
多くのトレーダーはこれからトレンドは発生して伸びるところ、もしくは伸び始めるところでエントリーしたいですよね。レンジ相場とわかっていてもトレードする時は、レンジ帯をブレイクしたらエントリーというシナリオで待ち構えてることが多いと想像します。
『レンジ相場で富を得た者はいない』という格言を聞いたことがありますが、このことからもわかるように大抵はブレイクを期待してエントリーするというトレーダーが多いはずです。
多くのトレーダーは
・ブレイクするかもでエントリー
または
・ブレイクしたらエントリー
ですが、今回紹介する天才チャートのレンジ手法はブレイクエントリーではなく、レンジを狙った手法です。
天才チャート及川式ではレンジ相場と見切ったらレンジ帯を狙う
及川式でももちろんブレイク期待でのエントリー手法もありますが、もうひとつレンジ手法があります。それは単純にレンジの上限からショートし、下限からロングするという手法です。
レンジの上限からショート、下限からロング
及川式では複合的な環境認識をした上でレンジ相場が継続すると見込んだ場合は、レンジの上限からショート、下限からロングというトレードシナリオでエントリーします。
理由は簡単です。「レンジ=伸びない」なのでレンジの上限からショートもしくは下限からロングをすればレンジ帯の中での値幅を狙えるからです。ただそう簡単にレンジの上下の値幅を取れるのかというところなのですが、ここからが及川式の真骨頂です。
逆にいかれたらドテン
レンジの上限からショートを仕掛けたときに、上限を突破されたらドテンを視野にいれてエントリーします。レンジはブレイクしないという見立てでエントリーしますが、上限からのショートなので損切が極めて限定的なところからエントリーできるのがこの手法の最大のメリットです。
もし逆にいかれて勢いが強いとなれば、それは「レンジブレイクした」という事実になるのでドテンしてブレイクした方向にエントリーし直すのです。これは2WAYで考えるレンジエントリーです。
2WAYで組み立てができる理にかなった手法
レンジは抜けると思って抜けないのだからじゃあ、抜けない前提でまずは入ってみて、抜けたらそっちに切り替えよう、というなんともフットワークの軽いトレードです。
理にかなったやり方ですよね。
いつ仕掛けるかも大事(時間帯)
及川式でレンジ相場で戦う際に重要なのは、時間帯です。チャートが伸びないであろう時間、参加者が少ない時間帯(閑散時間)を狙うのがオススメです。
トレンドが発生しない時間は新値をつけないだろうという見立てが成り立つのでレンジの上限と下限から仕掛けるエントリーは優位性が高いです。
通貨強弱を見てロングがショートを決める
上限からショートするのは通貨強弱の弱い方。下限からロングするのは通貨強弱の強い方を狙いましょう。
通過相関を見て、強弱を見てより優位性の高いほうから攻めるのがセオリーです。
まとめ
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