売り買いのバトル!レンジ相場は上限でショートして下限でロング。どこからどこまでの価格帯バトルなのかアタリをつけよう
相場は7〜8割がレンジ相場と言われていますよね。及川先生のもとに来る質問でよくレンジ相場の見極め方を教えてくれというものがあるそうで、何百回何千回に近い感覚で回答しているとか。
及川先生曰く「レンジ相場が発生することはない」だそうです。及川語録。
今回はレンジ相場についてのTipsです。
レンジ相場が発生することはない
及川式では、相場は「レンジであることが普通」という考えです。トレンドがでているか、そうじゃないかというだけで、基本はレンジ相場。発生するのはトレンドであってレンジではない。
この考え方は天才チャートで及川式を学習する前にはなかった発想でした。この考え方を取り入れるとトレードの仕方、チャートの見方が変わってくると思います。
トレンドが出ていなくても戦えるのが及川式
世の中の凄腕トレーダー、プロトレーダーの方たちのイメージはトレンド相場に乗っかってかなり大きなpipsを取って稼いでいるイメージありませんか?
派手にpipsを取ったトレードの画像がTwitterにアップされていたり、かっこいいトレードが多い印象です。そういう派手カッコイイトレードは見ると目の毒でもありますし、個人的にはファンタジーくらいな感覚で見るようにしています。
派手に勝っているトレードというのは大きな値幅を取りに行くトレードスタイルになるため、トレンドが発生していないことには、利益を取りにくいというデメリットがあります。乗れたら大きいけどチャンスは少ないという形ですね。
天才チャートは短期デイトレに特化したトレードスタイルで、利益を小さく切り取るやり方なので、レンジ相場でもトレンド相場でも同じようにできる。ここに強みがあります。
レンジ相場はブレイクするのしないので打診エントリー
天才チャートでのレンジ相場の戦い方は、どこからどこまでの範囲のレンジなのかをまずアタリをつけます。そしてブレイクするのしないのという場面で、優位性の高いほうに打診エントリーしていくというやり方になります。
このとき注意したいのは、近視眼的にならないようにすることです。天才チャートのスケールを変更して、小さいレンジなのか、大きいレンジなのかを把握するようにしましょう。
相場では売り買いバトルが常に起きている
相場というのは売りと買いのバトルが起きていて、決着がついたら一方向に伸びていくものです。レンジというのはある一定の価格帯でこの売り買いバトルの決着がつかない状況です。
レンジになる一定の価格帯がどこからどこまでなのか。あらかじめアタリをつけた範囲の中での値動きを想定して自分のポジションが逆行した場合、どこまで逆行するのかをあらかじめ想定しておきましょう。そうすることで慌てずに対応できます。
レンジ相場は上限でショート、下限でロングが基本
天才チャートではレンジ相場の場合は、上限でショートして下限でロングするのが基本です。もちろん通過相関や強弱で環境認識した上でですが、レンジ相場であればブレイクすることはないという見立ててでエントリーしていく形です。
ただし、ブレイクしたらブレイクしたほうにポジションを切り替える(ドテン)ということも想定した上でエントリーします。基本レンジなのでブレイクがない前提でシナリオを組んでおき、そうじゃないときは逆に強いという発想でトレードします。
- 相場の7〜8割はレンジ
- レンジ相場のほうが普通
- 普段はレンジ相場でトレンドが発生するかしないかだけ
- レンジはブレイクするのかしないのかで打診エントリー
- 売り買いのバトルで決着がついていないのがレンジ
- 売り買いの価格帯がどこで起きているのかを考えてトレードする
- 決着がつくと一方向に伸びていく
- レンジ相場でもトレンド相場でも同じように利益が取れるのが天才チャート。及川式。
- レンジ相場なら上限でショート、下限でロング。
- 逆にいかれたらドテンする想定でトレードする
天才チャート エントリーチェックリスト
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