次の新たな30分は別の世界!新しい30分が始まって継続のローソク足がでたらGo!
天才チャートでの及川式デイトレでは、1トレードあたりの所要時間が5分〜60分くらいになります。
理想は20分ルールとして、20分前後で20〜40pipsを取りに行くスタイルですが、毎回すんなりいくわけもなく、エントリーしてからポジションを長く保有して苦労することもあります。
今回は天才チャートで長くポジションを保有しているときに続行するのか、撤退するのかの判断をどのようにするかのTipsです。
次の30分は新しい世界と考える
及川式では次の30分はこれまでとまったく違う動きになるかもしれないということで、30分の切り替わりを強く意識してトレードします。
相場は生き物。これまでの30分とガラっと性格が変わって予測できない動きに巻き込まれる危険があるため30分や1時間の切り替わりは要注意なのです。
30分になる前に逃げるのが基本
なので、天才チャートを使ったトレードは30分の時間が来る前にポジションを手仕舞うことが基本となります。天才チャートでのデイトレードが必然的に短期デイトレになる所以(ゆえん)ですね。
ただし!
ポジションを手仕舞うときの状況次第では続行もありえます。
「次の30分で新たな世界が始まるかもしれない」という相場の特性・性質を考慮してトレード戦略を変えるのが及川式です。
30分になるときに続行するのしないの判断基準
ポジションを保有したまま次の30分をまたぐかどうかは、利益が乗っているかどうかで判断します。ポジション保有中は次のいずれかに該当するはずです。
- 含み益がある(そこそこ利が乗っている場合)
- 微益もしくは微損
- 含み損がある(結構な負け)
含み益がある(そこそこ利が乗っている)場合
持っているポジションがある程度の含み益があるのであれば、30分の切り替わりの前にいったん逃げます。
次の30分の新しい世界に突入後、逆行されて含み益が消えるというのを避けるためです。
もちろんその日の相場観や、通貨相関と強弱、エントリーしている時間帯にもよりますが、「利が乗っている場合はいったん勝ち逃げしておく」が基本です。手堅く利益を確保しておきましょう。
微益もしくは微損の場合
この場合はそのまま続行してもいいし、いったん逃げてもOKです。次の新しい30分で利益方向の伸びれば御の字。ただし逆行される可能性もあるので、逆行したときの覚悟は決めて臨みましょう。
含み損がある(結構な負け)の場合
含み損がある場合は、相場の特性を考慮して「続行」一択です。
次の新しい30分で新たな展開になり、含み損が含み益に変わる可能性があるからです。
もちろんマイナスがさらに加速する場合もあるので、その場合は切ると「決めておく」だけです。もともとマイナスだったものが多少マイナスになったところでそれまで持っていた含み損から想像できる損益はたかだか知れているからです。
新しい30分でプラスの展開になるほうに期待する、というかんじです。
その他の判断基準:番外編
ポジションの状況とは異なる視点で判断することもあります。
- エントリー位置からの値動き
- 30分の足を見て決める
エントリーした位置からの値動き
次の30分になるタイミングで、エントリー位置からの値動きに注目します。ポジションの動きが以下のパターンのときはどうするか決めておきましょう。
含み益→チャラ→含み駅→チャラ
含み益になりそうでならない状況です。この場合は30分になる前に、チャラの段階で逃げておいた方が無難ではありますが、続行もありっちゃありです。逆行されるかもしれないということを留意した上で臨みましょう。
含み損→チャラ→含み損→チャラ
こちらは含み益どころかなかなかプラスを見せてくれない値動きです。チャラの段階で逃げておいたほうが無難です。損失方向への動きが強いので、一気にマイナスに転じる可能性があります。
30分の足を見て決める(30分の足の始まりで継続のローソク足がでたらGO)
30分を超えているのでちょっと反則ですが、30分の足を見るのもありです。たとえばショートの局面で30分の足に切り替わったときに、陽線が出なかった場合は続行と判断するみたいな感じです。ショート局面で陽線が出なかったのであれば強気で持っていてもOK。
まとめ
- 30分、1時間の切り替わりは常に意識するのが及川式
- 次の30分は別の世界の可能性がある
- 予想しない値動きやこれまでと違う動きに巻き込まれないようにする
- 30分の切り替わりでポジションを継続するかどうかは利益が乗っているかどうか
- エントリ位置からのポジションの動きで判断もあり
- 30分の足の始まりで継続のローソク足がでたらGO
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