市場開始前にチャート形状を見極めよ!たった2つだけ。天才チャートの勝ちパターン
及川式デイトレードでは「いま何時か」を常に意識してトレードをします。
いつも同じ手法が通じるとは限らないので時間帯によって戦略を変えるのが天才チャートの及川式デイトレです。
今回は「市場開始前に現れるチャート形状」と「時間帯管理」のTipsです。
トレードする時間は人が増える時間がベスト
天才チャートを使った及川式では市場に参加者が少ない状態から増える時間帯にトレードするのが基本となっています。天才チャートには様々な手法があるので、参加者が少ない時間帯に有効な手法もありますが、基本的にはテクニカルは統計学であり、分母が大きいときに効きやすい傾向があるということで人の多い時間にトレードすることを推奨しています。(参加者が多い=テクニカルが効きやすい)
及川先生は欧州市場がメイン
及川先生は主に欧州市場をメインにトレードしています。そしてYouTubeの動画の中では、欧州市場開始あたりの時間帯にトレードしていることが多いです。
この市場開始あたりがポイントになります。
市場開始前〜市場開始、市場の午前中がオイシイ
及川先生いわく「市場の午前中にやる」のがよいとのことです。市場のはじまりの時間は多くのトレーダーが注目しているし、動きが出やすいからです。僕はNY市場をメインとしていますが、やはりNY市場の午前中に当たる時間はよく動くと認識しています。
市場開始あたりからのチャート形状で勝ちを狙いに行く
及川式では大きく分けて2つの戦略があります。
1.「収縮→拡散」を狙うブレイク系でのエントリー
2.「方向性の継続」と見て押し目買いや戻り売り
(引用元:https://fxism.jp/20210809/#comment-15647)
収縮からの拡散
MAとローソク足が密集しているところからの放れ、をやると利益を取りやすいです。MAとローソク足が密集しているとエネルギーが溜まっている状態で動き出すと一気にチャートが伸びる傾向があります。利益方向に伸びてくれれば、あっという間に利食いができてしまいます。
相場というのは収縮と拡散を繰り返しながら波を描いて動いているので、収縮→拡散の爆発するタイミングに上手く乗っかりたい。この収縮→拡散が起きやすいのが、市場開始前から開始した直後になります。
「人が少ない→増える時間」です。
方向性の継続
もうひとつは、それまでの流れを継続してそのままチャートが伸びていくトレンドの継続です。トレンドがでている間は市場開始前からの動きをそのまま引きずって伸びていくというパターンです。
市場開始前からチャート形状的にしっかりトレンドがでているのであれば「方向性の継続」の可能性が高くなります。整理すると、
という見立てをしておくとやりやすいと思います。
発生する時間帯
前述の2パターンが発生しやすい時間帯(市場参加者が少→増になる時間)は以下になります。
最も天才チャートで利益を取りやすい各市場の時間帯です。
東京市場
8時(閑散)→ 9時(市場開始)
欧州市場
15時(閑散)→ 16時or 17時(市場開始)
NY市場
21時(閑散)→ 22時 or 23時(市場開始)
この閑散から市場開始のタイミングで、「収縮→拡散」なのか、「方向性の継続」かを見ていくとトレードシナリオの構築がある程度ルーチン化できそうですし、成績も安定しそうですね。おなじことを愚直に繰り返してコツコツ利益を積み重ねていくにあたって、市場開始前のチャート形状に注目しよう、というハナシでした。
まとめ
天才チャート エントリーチェックリスト
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