「今何時か」30分、新1時間からのローソク足のときに考えるトレード戦略
天才チャートの及川式デイトレでは今何時かをエントリーの判断にも使います。「市場に人が増える時間帯=トレンドが発生しやすい時間」でトレードするという考えを元にした時間帯管理です。
今回はそこを掘り下げていきます。
今何時か=ローソク足のはじまりを意識する
及川式の時間帯管理は値動きが活発になる市場の午前中をメインにします。
市場の午前の時間帯は以下のとおり。
上記の時間帯はトレードをする上で基本の時間になるのですが、その中でさらに細かい時間帯管理をしていきます。30分単位で考えて、今ローソク足が始まるタイミングはどういう状況なのかも意識します。
30分の単位、新一時間は世界が別
30分、新一時間ごとに相場の状況がガラッと変わることがあるため、天才チャートでトレードするなら30分ごとに別の世界という認識をもってトレードする必要があります。
天才チャートには20分ルールといって20分で20〜40pipsを取りに行くトレードルールがあります。ルールといっても厳密に20分で強制終了というようなものではないですが、目安として20分たっても思ったとおりの値動きをしていないなら危険だ、と判断して微益撤退するなどの対応に切り替える戦略です。
理想は20分ですが、エントリータイミングによっては30分の切り替わりやこれから新一時間が始まるタイミングをトレード中に迎えることもあります。30分単位で新しい世界が始まるときに、利益が乗っていれば利確してしまうし、損失があるなら継続しようといった判断もします。
30分、新一時間の足から新しく始まった世界は若いトレンド
30分、新一時間のタイミングでどういう状況かを見極めましょう。このときにチャート形状をどう捉えるかで戦略が変わります。
- 前の30分のトレンドの継続なのか
- 新しい30分でトレンド転換して別のトレンドになったか
- トレンドはとくに出ていない、レンジ相場
今回の注目したいのは2番です。30分、新一時間のタイミングで状況が変わりチャートが伸びた場合、新しいトレンドが始まったとも言えます。
これから始まるトレンドで「若いトレンド」の場合の思考回路はさまざまです。
- はじまったばかりのトレンドだから早々に利確するのはもったいないかも。
伸ばそうかな - はじまったばかりのトレンドなのか?ほんとに伸びるのか?疑心暗鬼。
いったん手堅く利確して、戻ってきたところでやれそうなら再チャレンジするか
このように「トレンド」がどういう状況かで、戦略を変える。
トレンドの継続か、新トレンド形成かを「今何時か」を意識して30分、新一時間のタイミングと合わせるとトレードシナリオを組みたてやすそうですね。
まとめ
天才チャート エントリーチェックリスト
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