トレードする時間としない時間。トレンドがでる時間とでない時間。天才チャート及川式時間帯管理
これからトレードするぞ、とチャートを監視しているときにこのライン抜くのかなどうかな、ここでエントリーしようかなと考えているとき、チャート形状や通貨相関、通過強弱も大事ですが「時間」も重要な要素になってきます。
今回はトレード時間についてのTipsです。
トレードする時間としない時間
及川式天才チャートでのトレードは市場の午前中にやるのが基本となっています。理由は市場の午前中は値動きが活発だからですね。市場の午後はだんだんと勢いが落ちてきてボラがなくなる傾向があるため、できることなら市場の午前中で終えたいところ。
及川語録では残存時間という言葉がありますが、市場の終わりまでの残った時間次第でトレード戦略や手法が変わります。残り時間がまだあるうちはトレンドも続くだろうとかもう時間があまりないのでトレンドは発生しにくいだろうなどという判断をして対応を変えます。
僕の場合は市場の午前中にトレードして勝ってしまったらもうその日はトレードしないようにしています。ただ負けた場合は、市場の午後時間に入ってしまうこともしばしばありますが、市場の午後はやはり動きが鈍くなるので、負けを取り戻そうとすると結構むずかしいなという印象があります。
トレードする時間=トレンドが出やすい時間でトレードしない時間はトレンドが出にくい時間という考えに基づいています。
トレードする時間=トレンドが出やすい時間
トレードしない時間=トレンドが出にくい時間
トレードする時間:市場の午前中
各市場の午前中でトレードをしたい時間帯は以下になります。
値動きが活発になるためトレンドも出やすく、主に順張りでのトレードがやりやすい時間帯だと思います。
実際の市場の午前の時間より若干短いですが、東京市場は日経のランチタイムの開始が11:30のため、そこを区切りとしています。欧州市場は19時代になるとだいぶ値動きが鈍化してくる印象があるので、理想が18:00くらいまでがいいと思っています。
トレードしない(避けたい)時間:市場の午後
トレードをなるべく避けたいのは以下の市場の午後にあたる時間帯です。
上記時間帯は個人的にはよほどのことでもない限りトレードすることはないです。
負けが続いた場合、午後に持ち越して、普段やらない時間にトレードすることもなくはないですが、値動きが落ち着いてくる午後にトレードするのはかなりむずかしいです。レンジ相場で戦うようなイメージですね。
ちなみに及川先生もYouTube動画の中で欧州時間帯でドハマリしてプラス収支にもっていけなかった場合「残業」といってNY市場にトレードをすることもしばしばあります。及川語録です。
以上がトレードする時間としない時間の区別ですが、残業の場合は普段トレードしない時間にもトレードすることあります。その場合どう戦うのかは次のTipsです。
値動きがないなら逆手をついたトレードをする
個人的に市場の午後は基本やらないのですが、値動きがない市場の午後ならどうするのかというところもフォローできるのが天才チャートで及川式デイトレの強みでもあります。
天才チャートのトレード手法は大きな値幅を狙わずに短期で利益を切り取るスタイルなので、トレンドがでていてもでていなくても同じようにトレードできて、同じように利益を出せるのが最大の利点。
トレンドが出ない前提の逆手トレード
などです。伸びない前提のシナリオで戦っていくのが基本です。ただ僕は市場の午後までに残業したときに散々負けた苦い思い出があるのでよっぽどのことない限りはやらないようにしています。
トレードするときに迷ったら思い出しましょう。
このラインをぶち抜くのか?新値をつけるのか?
20時台はトレンドにならないのでは?
いまはトレンドが出る時間か?
このように意識するだけで「今何時か、いつトレードすべきか」が明確に判断できるようになると思います。
まとめ
天才チャート エントリーチェックリスト
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