FX 天才チャートを使ったトレード手法・勉強方法のまとめ|自分用デイトレ大百科

トレーダーは待つのが仕事。絵で見て覚える。天才チャートではここまで待ったらやってやってもいい

トレーダーは待つのが仕事。絵で見て覚える。天才チャートではここまで待ったらやってやってもいい

及川先生のFxismはこれまで何度かFXのオンラインコミュニティを運営しており、そのコミュティから凄腕のトレーダーや億トレーダーなどのスーパートレーダーが誕生しています。

過去にコミュニティでアンケートを取ったみたいなのですが、負けのパターンとして多いのが以下の3つのパターンだったそうです。及川式でデイトレしているトレーダーの3大弱点といってもいいかもしれません。

  • アツくなってしまって乱射
  • チキン利確(利食いが早いためリスクリワードが合っていない)
  • 仕掛けが早い

及川先生も仕掛けが早くて苦労することが多い、自分の弱点だと言っています。今回はこの「仕掛けが早い」ことについて掘り下げて見たいと思います。

仕掛けが早くて負けるのはなぜか

仕掛けが早くて負ける理由を考えてみましょう。

リスクリワードが悪いから

仕掛けが早くて負ける理由は、先走ってしまうがあまりに「リスクリワードが合っていないところで入ってしまっているから」に着地すると思います。

リスクリワードが悪いところでエントリーした場合に思った以上に逆行されてしまうと、マイナスの含み損がかなり大きくなります。はじめから耐える想定でいたとしても、現場チャートを見ていると恐怖で切らされてしまいますよね。

とくに及川式だと分割エントリー打診エントリーのように玉を多く打つやり方になるので、早めにエントリーしてしまうと逆行に耐えれなくてポジションが切らされてしまうことが多いと思います。本来入りたい場所まで十分に引きつけられたのなら、多少逆行されても全然耐えれるのに、早めに入ってしまうことで現場でそれができなくなってしまう罠ですね。

本当のチャンスが来たときに乗れないから

負ける理由はもうひとつあります。
まだおっぱじまっていない通貨ペアに乗ってしまった場合、その横でおっぱじまった通貨があったときにポジションが手一杯でもう玉が打てなくなっているからです。

及川先生はナンパにたとえますが、とりあえず街に来たから好みでもない異性をナンパしてお茶してるうちに、めちゃくちゃ好みの異性が横を通り過ぎていく、うわーあっちの人に声かけたかった、でも目の前の人も邪険にはできないし、というやつですね。

置き換えると、以下のような感じですね。

1.とりあえず街に来たから好みでもない異性をナンパしてお茶

早めにエントリーした

2.めちゃくちゃ好みの異性が横を通り過ぎていく

エントリーしていない通貨ペアのチャートが絶好のチャンスの形になった

3.うわーあっちの人に声かけたかった、でも目の前の人も邪険にはできない

すでに持っているポジションがあるし、別の通貨ペアにエントリーできない

及川先生は経験と元々の資金力もありますし、日々勝ちトレードでの余裕があるので、3番の玉が打てなくなるということがないので、リスクをとって別通貨に乗り換えたりすることもありますが、及川先生じゃないと難しいと思います。

仕掛けが早くなる理由

仕掛けが早くなる理由に関しては、以前の記事で紹介しました。

  • 仕掛けが早くなるのは置いていかれたくないから
  • 損を逃してしまうと思ってしまうから

仕掛けが早くて苦労するポジポジ病の人必見!フライイングエントリーの解決方法
https://1031chart.com/entry-flying/

では待てるようになるためにはどうすればいいのかということですが、及川式鉄板エントリーを具体的に【絵】で見て覚えましょう。

オンライン教材の「デイトレ大百科」や書籍「ガチ速FX」で紹介されている及川式鉄板エントリーのなかで、やりやすい、勝ちやすいとされているのは以下の2つです。

待つことに特化するのであれば、「逆行上位足のファーストタッチ」でのエントリーがわかりやすくてオススメです。及川式の型のなかで「待ちの型」として最も機能しやすい手法だと思います。

逆行上位足のファーストタッチを絵で見て覚える

さっそく【絵】を見ましょう。

理想は、青いカクカク線(1時間足の10SMA)がきれいな階段状になっていて、黄緑線(15分足10SMA)も下向きになっている場面です。下向きの青いカクカク線(1時間足の10SMA)にローソク足がタッチしたところでエントリーで黄緑線に当たるところで利確が鉄板パターンです。
(上記の【絵】だと黄緑線が若干ふにゃふにゃしてるのでもっとカクカクしているのがよいですが…)

天才チャートでのMAの種類や使い方については以下の記事も参考にご覧ください。

天才チャートの移動平均線(MA)解説
https://1031chart.com/genius-chart-ma/

天才チャートの使い方、基本トレード手法
https://1031chart.com/genius-chart-how-to-use-method/

上記の【絵】になるまで待つ。
このパターンになったらやってやってもいいでやりましょう。

待ってるとだいたい青いカクカク線(1時間足の10SMA)までは戻って来る、とどんと構えていましょう。
戻ってこなくても損はしていないので気にする必要がありません。

まとめ

  • 仕掛けが早いのは及川式デイトレの弱点でもある。
  • 仕掛けが早くて負けるのはリスクリワードが良くないから。
  • はじめから耐える想定での打診エントリーでも、逆行して実際のマイナスの金額を見ると恐怖で切らされてししまう
  • 仕掛けが早いと本当のチャンスが来た時に乗れない
  • 置いていかれたくない、損したくないの気持ちから仕掛けが早くなる
  • 待つのに特化した及川式鉄板エントリーを使おう
  • やってやってもいいで決まった【絵】になるまでやらない
  • 逆行上位足のファーストタッチが及川式の【待ちの型】
  • 【絵】で見て覚えよう

天才チャート エントリーチェックリスト

CTA-IMAGE 天才チャートで及川式短期デイトレを実践する上で、安定したトレードを実現するために僕が作成したエントリーチェックリストを公開しています。 項目にチェックをいれていくと「エントリーGo」のサインが表示されます。 エントリー時にはもちろんポジション保有時にも使えますのでぜひご利用ください。