【相場観の訓練】今買うならどうする?今売るならどうする?決断力と判断力が身につくマインドセット
- 2022.07.05
- トレード手法・技術 マインド・メンタル 及川語録・格言
- 判断力, どうなったらこうする, 相場観, こうなったらこうする, 今からやるならどっち?, ノーポジ, 今買うならどうする, 今売るならどうする, 決断力
及川式では天才チャートでのチャート監視中は常に「今からやるならどっち?」という視点を持っておくといいとされています。常にフラットな視点で「ノーポジだったらエントリーしてたかな」と考える癖をつけておくと対応力が上がるよということなのですが、今回はこのあたりを深堀りしてみます。
ノーポジ最強
及川語録にもある「ノーポジ最強」はポジションを保有してない状態でいることが常に有利なんだという考えです。ノーポジであればチャンスがきたらいつでも入れる利点があります。
含み損で捕まっていると本来のチャンスが来ても、ポジションが手一杯でもうエントリーできません、だとせっかくのチャンスを逃してしまうからです。
またポジションは保有時間がながければ長いほど予期せぬ事態に巻き込まれる可能性が高くなります。世界情勢が急に動いたり、相場が急変動するリスクがあるので、できるだけポジションを持った状態で相場には長くいないほうが安全・安心という考え方です。
今からやるならどっち?
天才チャートでデイトレするなら、ノーポジでもポジション保有中でも常に「いま自分の立場がどこにあるのか」を確認するのにこの考えが必要です。さらにこれを発展させていくことで相場観を養う訓練ができます。
今買うならどうする、今売るならどうする
今から買うか売るかだけではなく、さらにその先も考える必要があります。
チャート監視中はついエントリーできる場所がないかを探しがち。
「今からやるならどっち」も優位性が高ければ高い方に入りたいという考えが根底にあると思います。
そうではなく、今現在のチャートで有利不利関係なしに、買うならどういう対応をするのか。
売るならどういうシナリオでいくかという視点で見る癖をつけると、相場観と対応力がついていきます。
チャート形状によっては、明らかに不利なシーンで不利な方向にエントリーしたとしたらどう逃げるか、などを考える癖をつける。ポジションをもっていないと真剣に見れない場合は極小ロットでエントリーするのもありです。
自分の今置かれてる状況で対応が変わってくる
今自分の状況がどうなのか次第で対応を変えなければいけません。勝っている場合、負けている場合、含み益の場合、含み損の場合などなど。
- もしここで買いポジションを持っていたらどうしていたか。
- もしいま売りポジションを持っていたらどうしていたか。
- 今買うのと売るのではどっちが楽か。
- ノーポジだったらどうしてただろうか。
- 及川先生ならどうしてるだろうか。
- 買い持ってる人はどうおもうか。
- 売り持ってる人はどうするか。
自分がどう対応するのかを妄想し、他人がどう対応してくるのか予想しましょう。
決断力と判断力につながる
上記のように想像を膨らませて考えられるシナリオを妄想していきましょう。妄想していると、最終的には「こうなったらこうする」「どうなったらこうする」という決断力、判断力につながっていきます。
そこまで昇華できたら、実際のエントリー時やポジション保有時、現場での迷いが少なくなるのでオススメです。
まとめ
- ノーポジが最強なのはチャンスが来たら入れるから&不測の事態に巻き込まれないから
- 今からやるならどっち?は売りと買いの選択だけではなく、さらにその先を考えることが重要
- 自分の立場が今どこにあるのか、今置かれてる状況を考えること
- 不利なシーンで不利な方向にエントリーしたらどうなるかなど考える癖をつける
- 自分がどう対応するのかを妄想し、他人がどう対応してくるのか予想することで決断力と判断力が身につく。
- トレードの現場で迷いがなくなる
天才チャート エントリーチェックリスト
-
前の記事
【逆の手法】王道パターンを逆手に取る!逆応用から構築する天才チャート及川式逆張り 2022.07.04
-
次の記事
【相場はなまもの】相場を先導するのはどの要素?トレードするときに押さえておきたい主役になる要素【今日の相場のご機嫌は】 2022.07.06