勝ち逃げのリズム、撤退のコツ!変化に対応する及川式勝ち逃げ方法。エントリー場所からのローソク足の動き方に注目
天才チャートは20分で20〜40pipsを取りに行く設計思想で構築されています。
つまり20分以上保有しているポジションはあまりよろしくない状況で何かおかしいときです。
この「何かがおかしいとき」の及川式勝ち逃げのコツと立ち回りを解説します。
何かがおかしい=具合が悪いポジション
天才チャートで長時間保持しているときというのは決まって含み損で具合が悪いポジションのときです。僕は天才チャートで20分どころか、1時間くらいポジションを保持することも「まま」あります ^^;
ポジション保有中に20分の時点で、思ったとおり動いていない場合は、何かがおかしいと考えるようにしましょう。警戒してみる、というスタンスでいることが大事です。
天才チャートでは20分の時点で思った場所にチャートが到達していないとおかしいので警戒する
勝ち逃げのリズム、撤退のコツ
では具体的にどうするのかというと、エントリー場所からのローソク足の動きを見てどうなっているかを観察します。具合が悪いポジションの場合は、以下のどちらかに当てはまるはずです。
・含み益チャラ含み益チャラ
・含み損チャラ含み損チャラ
(※チャラというのは損益がプラマイゼロのことです。)
ポジションの決着がなかなかつかないときは、だいたい上記の動き方をしますよね。だからポジションを切らずに耐えてしまってもいいかなというメンタルになるんですが、それだとちょっと危険です。
及川式勝ち逃げは上記のパターンの場合にどう行動するのかにヒントがあります。
含み益チャラ含み益チャラのとき
含み益チャラ含み益チャラのときは、利益がでそうでなかなかでないというニュアンスのポジションです。このまま保有していたら利益がでるかもしれないと考えてしまいがちですが、及川式ではこのリズムのポジションは、含み益(少しでもプラス)になったらいったん、撤退します。
微益撤退というやつです。
含み損チャラ含み損チャラのとき
含み損チャラ含み損チャラのときは、損失方向でポジションが右往左往している危ういポジションです。
このときはいったんチャラになったタイミングで逃げておく、というのが及川式です。チャラになるのがむずかしい場合は微損で撤退、マイナスが少ないうちに逃げてしまいましょう。
ついつい「全ポジプラス、もしくは全ポジチャラになるまでは〜〜!あわよくば利益出てくれないかな」と粘ってしまいますが、粘ってるうちにドカンとマイナス方向に行ってしまう場合があるので、まずは微損でも逃げておく。
微損であれば、あとからいくらでも取り戻せますから。
番外編:全撤退の判断
及川式では含み損のポジションを保有しているときの損失の許容範囲の限界は、1ポジあたり25pipsとしています。保有しているポジションのうちのひとつでもマイナス25pipsを超えたらいったん全撤退、というのがルールです。
(あくまで1ポジマイナス25pipsです。複数ポジのトータルではありません。)
もちろんそれより前にポジションを切ってしまってもOKです。
とりあえずマイナス25pipsのポジションがある場合はこれはもう具合が悪いどころではないので、いったんノーポジにして頭を冷やして冷静になりましょう。
マイナス25pipsのポジションを抱えたままだとパニックになって優位性のないおかしなトレードをしていまいがちです。そうならないメンタル管理としても重要です。
まとめ
・天才チャートでは20分で20〜40pipsとれる設計
・20分たっても思ったとおりの位置までチャートが伸びていなければ警戒すべし
・勝ち逃げのコツはエントリー位置とローソク足の動きにある
・勝ち逃げのリズムは
1)含み益チャラ含み益チャラで微益撤退
2)含み損チャラ含み損チャラは微損撤退(プラマイゼロ撤退できるならなお良し)
・保有しているポジションのうちのひとつでもマイナス25pipsを超えたらいったん全撤退
天才チャート エントリーチェックリスト
-
前の記事
飛び乗り厳禁!経済指標トレードの本当の狙い目とチャンス 2022.06.02
-
次の記事
【ドカン負け回避】1日のうちの2回目以降のトレードの鉄則「新たな展開を待つ」【やってやってもいいでやる】 2022.06.06