【トレードしちゃダメ】負けトレードに学ぶ!知らなきゃ損。やらない相場とは?
何度も負けを繰り返してるとその過程で「これは負けるな」というパターンが自分の中でできあがっていき、おかげでトレードを見送る場面も徐々に増えてきました。
失敗は成功の元、というやつです。
人の失敗からも学ぶ点が多くあると思うので、及川式を実践している人の参考になればと、自分の負けトレードから導き出した見送るパターンを紹介します。
通貨相関がハッキリしないとき(よくわからないとき)
環境認識の際に通貨相関がハッキリしないとき、どの通貨もよくわからんな、という相場がままあります。ボラのない日に多い傾向があります。
日本が祝日のときや、NYや欧州が休場で相場がお休みモードのときは変な動きをすることが多いです。こういうときはトレードしないほうが無難です。
レンジでとトレードするとたいしたチャートが伸びずにスプレッド分だけ負けてしまう経験を何度もしました。
僕の「通貨相関がハッキリしない」という判断は、相場観もあるのですが「どの通貨もバラバラに動いている」というのをひとつの判断基準としています。
チャートが汚いとき「汚チャート(おチャート)」
及川式天才チャートにある各種の移動平均性(MA)の向きがあっちこっち向いているチャートパタンのときはエントリーを見送ります。
・1時間MA(青)と4時間MA(茶色)が真逆
・水色・黄・赤の序列がぐちゃぐちゃで交差している
・黄緑とオレンジも逆
こういうときはレンジ相場で方向感がないときや、まだどちらに動くのかわからないときです。
エントリーしてもチャートが伸び切らずに行ったり来たりしてプラス収支にもっていくのに苦労することが多いです。
ヒゲだらけの相場
チャートがヒゲだらけのときは、エントリーは見送ります。
ヒゲだらけの通貨は「主役」じゃない、どれか別の通貨に引きづられて動いている可能性が高く、チャートパタンがでても信頼性に欠けるので警戒してみるようにしています。
乱高下が激しいレンジ相場
乱高下していてアゲサゲが激しいチャートパターンのときは「壮大なレンジ相場」としてトレードを見送ります。個人的には「ぶん回し系」と呼んでます。
この場合「汚チャート(おチャート)」のようなMAになることが多いです。期待を裏切って大きく逆行することもあって、何度もポジションを焼かれ痛い目に遭いました。
閑散時間帯
トレードにおいてテクニカル分析というのは統計学が元になります。
「相場参加者が多い=テクニカル分析が効きやすい」ということで、逆もしかり市場に参加者が少ない時間にトレードをしてもテクニカルが効きにくく、チャートも伸びづらい(トレンドがでない)という図式が成り立ちます。
なので相場参加者が少ない時間帯にはトレードを避けるのが無難です。閑散時間帯にはチャート自体を観ることがないです。及川式で定義されている閑散時間は以下の通りです。
・11:30〜12:30
・14:30〜16:00(15時台はとくに注意)
・24:00以降
僕はこれに加えて「19:00〜21:00」もトレードを避けています。
経験的にチャートがそんなに伸びない印象です。
及川式には閑散時間の相場参加者が少ないことを逆手にとって逆張りする手法もありますが、逆張りが苦手なので僕はトレードしないと決めています。
股裂(マタサキ)
ユーロとポンドが真逆の動きをしているチャートを及川先生はたびたび動画で「股裂(マタサキ)」と言うことがあります。
僕は環境認識が甘く、エントリーしてからマタサキに気づくことが多いのですが、ユーロとポンドにエントリーしていてマタサキだと利益と損失が食い合ってしまって対応がむずかしくなります。
トレードを見送るというわけではないのですが、エントリー前にマタサキのときは「警戒して見る」ようにしています。
マタサキは、真逆に動いているので方向感はわかりやすいのですが反面、いつ逆転するかわからないからです。突然ポンドとユーロの通貨強弱が逆転することがあるので、要注意です。
やらない相場のまとめ
環境認識のときにこれらの観点でチャートを見ると、わざわざむずかしいところでトレードしなくて済むと思っています。変なところでエントリーすると苦労しますので、少しでも参考になれば幸いです。
ではではよきトレードライフを!
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