FX 天才チャートを使ったトレード手法・勉強方法のまとめ|自分用デイトレ大百科

【ドカン負け回避】1日のうちの2回目以降のトレードの鉄則「新たな展開を待つ」【やってやってもいいでやる】

【ドカン負け回避】1日のうちの2回目以降のトレードの鉄則「新たな展開を待つ」【やってやってもいいでやる】

1日に数回トレードして、大負けしたことありませんか?

1回目のトレードではいい結果が出せたので今日は調子がいいかもなんて調子に乗ってトレードして2回目のトレードで負け、3回目も負け、その後ドカン負け…。僕は何度もあります ^^;

今回はこの負の連鎖を断ち切るマインドセットを紹介します。及川語録、及川格言にある「やってやってもいい」です。

やりたいやりたいでトレードするとだいたい負ける

安定したトレードをするには、前のめりなトレードをしてはいけません。勝てない人のパターンで多いのが「エントリーが早い」だそうです。

チャートを見ているとついついエントリーしたくなってしまうのですが、やりたいたりたいはNG。前のめりはダメ!トレーダーは「待つのが仕事」。

やってやってもいい」でトレードする

損が限定できるところや負けにくいところからやる、というのが及川式です。ひきつけてひきつけて、ここまできたらやってやってもいいというところまで待つ。勝てるかもというところや勝てそうなところではなく「負けにくいところ」までローソク足をしっかりひきつけること。

このほうがポジション保有時にメンタルが安定します。仕掛けが早い場合は大丈夫かなぁと、どこかそわそわしますもんね。

勝てそうなところというよりは、負けにくいところからやる(エントリーする)

1日のうちに2回以上トレードするときに意識しよう

1回目のトレードでももちろん「やってやってもいい」でトレードするほうがいいですが、特に意識したいのは2回目以降のトレードだと考えています。

1回目が勝ちトレードだったら

1回目のトレードで勝った場合は、もうその日にトレードしなくてもいいので無理にやる必要がないのでメンタル的にも余裕ですが、調子に乗ることは避けたいです。最近勝ってるし調子いいからといって手をだすと大やけどするのが相場です。勝ってる場合も調子に乗らず、よっぽどチャンスでもない限りトレードしなくていい「やってやってもいい」というスタンスでいることが大事です。

1回目が負けトレードだったら

負けトレードのあとは、冷静になれずいろいろなバイアスにかかった状態になっていることが多いはずです。このときすぐに負けを取り戻そうとすると、だいたい良い結果にはなりません。トレードするときに「やってやってもいい」を思い出すだけでだいぶ抑制が効くようになると思います。

やってやってもいいの真意
「次の展開を待つ」「別のシーンでトレードする」

負けている場合は、今すぐ負けを取り返したいという気持ちから、アツくなってすぐにトレードしてしまいがちですが、負けたということは何かしらミスマッチがあったということです。

・環境認識が甘かった、間違っていた
・逆行したときの対応が悪かった
シナリオが悪かった
・ルールを破った…などなど。

相場に絶対はないので何が間違っていたかという断定もなかなか難しいですが、負けたあとその状態でそのまますぐにトレードをすると、そのミスやメンタルを引きずる可能性が高いです。そうなっては勝てるものも勝てなくなります。やってやってもいいの真意は、

・相場の新たな展開が起きるまで待つこと
・別のシーンでトレードするということ

つまりエントリーのハードルを一つ上げる、です。

たとえばショートの局面で、いつもならローソク足が黄緑線(15分足の10SMA)にタッチしたところでエントリーしているところを、さらにその上の1時間足のMAまでひきつけて、そこまで来たら「やってやるよ」というかんじです。

相場の新たな展開、別のシーンとは

及川式では今何時かというのを常に意識するのですが、これは30分単位で新しい世界が始まるかもしれないからです。

これまでのトレンドが急に反転するかもしれないし、トレンド続行でさらに伸びが加速するかもしれないし、これから始まる新しい30分でどうなるかわからないから、常に時間を意識してポジション保有を継続するのか、いったん逃げるのかなどの判断をします。

トレードに集中していると、たてつづけにエントリー、ドテンなどやってしまいがちですが、負けたのには必ず理由があります。そしてその負けを引きづらないためにも、同じところでトレードしてはいけないのです。

いったん引いて、次の展開になるまで待ちましょう。

  1. トレードできる環境から物理的に離れる
  2. 時間帯を確認して次の30分や新しい1時間が始まるまで待つ
  3. ローソク足、チャート形状が動き出して
  4. 新たな展開になってから検討する

1回1回のトレードを別のものと考える

新たな展開になったならやってやってもいい」に加えるとより効果的な考え方が、トレードは独立した単体であるという考え方です。

前回の負けがいくらだからとか、取り戻したいという考えは捨てましょう。あくまで1回1回のトレードを別のものとして捉え、合理的にチャート形状や時間帯、通貨相関でトレードすること。

あくまでひとつひとつのトレードは独立していると意識しておくことで、冷静になりますし、アタマが切り替えやすいです。

まとめ

  • 「やりたいたりたい」の前のめりなトレードはNG、だいたい負ける
  • 負けにくいところでエントリーする
  • やってやってもいいで、ひきつける。エントリーのハードルを上げる
  • 1日のうちに2回以上トレードするときに特に意識する
  • 次の展開を待つ、新たな展開になったらやる
  • 別のシーンでやる
  • ひとつひとつのトレードは独立している別のものとして捉える

 

天才チャート エントリーチェックリスト

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