ハッキリしないユロポンの強弱判断!迷ったらMAの上か下かを見る!
天才チャートでの環境認識ではまずユーロポンドを見て通貨の強弱を確認しますが、どっちつかずのときもあります。そういうときはどういう判断をすればよいのか。今回はユロポンの強弱判断のTipsです。
ユロポンがハッキリしないとき
ユロポンの強弱がはっきりしない時というのは、チャート形状としてはレンジになっているときだと思います。MAを挟んで上下に行ったり来たり。上げ下げするので強弱がコロコロ変わる。
オージーかドル円に引っ張られていないか確認する
ユロポンがハッキリしないときはユーロもポンドも主役通貨ではないときです。ユロポンの個別チャートとしてはレンジになっているかと思います。このとき注意したいのは以下の点。
出来高がなくてたまたま絵的にそうなっているのではないか
流れでその形になっているだけ。相場参加者の思惑も何もない状態ではないか
主役通貨じゃない通貨は突然動き出すことがあります。それは他の通貨に引っ張られて動いている可能性があります。だいたい引っ張られるとしたら以下のどちらかになることが多いと思います。
- オージー系(オージー円かオージードル)
- ドル円
この2つの通貨との関係をよく観察するようにしましょう。他通貨に引っ張られるか自意識を持って動き出す(主役に躍り出るか)です。
ユロポンの強弱迷ったらMAの上か下にいるかで見る
及川先生はユロポンの強弱がはっきりしないときは、MAの上か下かで見るとのことで、シンプルですよね。
- MAより上ならユーロが強くてポンドが弱い
- MAより下ならユーロが弱くてポンドが強い
の図式。
ユロポンのMAタッチやラインはあまり気にしない
及川先生はユロポンのMAはあまり気にしていないということも言及されていたことがあります。
ユロポンはあくまで強弱を見る監視用通貨なので、MAやラインを引いたりトレードする通貨のような使い方はしておらず、ほんとに見る専用のようです。
ちなみに僕は個人的にはユーロとポンドの強弱がMAタッチを起点に逆転したりすることもあるので、しっかりMAやラインを意識して見るようにはしています。
ユロポンが他通貨に影響を与えない時
及川先生の天才チャート上には、ボラティリティを表示する緑のバーがあります。
↑これです。
このボラのバーは20pipsの値幅をあらわしており、このバー長く大きい時はユロポン個別チャートでまったくボラがない、強弱関係なくほとんど他通貨に影響しない事が多いです。小動きでじわじわしているときなんかがこのパターンです。
そういうときは前述のとおり、ドル円かオージー系に引きずられることも多い印象があります。
おまけ:ユロポンの動きで注意したいとき
MAの間をいったりきたり大きく乱高下するときは注意したいですね。
往復ビンタを食らいそうな相場がこのパターンです。ユーロとポンドの強弱が行ったり来たりするので、右往左往させられてドハマリすると往復ビンタでドカン負け、なんてことにもなりかねません。
ユロポンが乱高下している時は注意
まとめ
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